2019年9月5日(木)キリンチャレンジカップ2019。日本代表はパラグアイとの一戦に挑みました。
パラグアイ代表は2019年7月25日に発表されたFIFAランキングでは39位。
同ランキングで33位の日本代表はパラグアイ代表と過去9回対戦しており、その結果は3勝4分2敗とほぼ互角です。
日本代表が勝ち越しているものの合計9得点と9失点で攻撃力守備力も拮抗しています。
パラグアイは過去2大会ワールドカップ出場を逃していますが、2010年南アフリカワールドカップでは決勝トーナメント1回戦で日本代表をやぶりベスト8と好成績を残しているチームです。
(FIFAランキング参照:FIFAランキング.net)
今話題の久保建英選手の特集!
今日本サッカー界で最も話題の久保建英選手(18歳)は神奈川県川崎市出身。
2004年3歳の時に父の影響もありサッカーを始め、2009年8月に「MVPに選選ばれた選手はFCバルセロナと試合が出来るチャンスがある」というパンフレットを見て参加したFCバルセロナキャンプで、久保選手はMVPを獲得しました。
また2010年4月、FCバルセロナスクール選抜として参加したソデクソ・ヨーロピアン・ルーサスカップ(ベルギー開催)でもMVPに選出されました。この大会は通常優勝チームからMVPが選出されていますが、久保選手はチームが惜しくも3位に終わったにも関わらず選出されるという異例の受賞でした。
2011年8月に名門FCバルセロナの下部組織カンテラの入団テストに合格し、10歳という若さでスペインに渡りました。
スペインでもMVPやトーナメント制覇など数々の結果を残し、14歳の時に日本へ帰国しました。
日本では中学3年生ながらFC東京U-18に飛び級で昇格し、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では大会史上初となる中学生での得点王に輝きました。
また中学3年生の時にJリーグデビューを果たし、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えました。
それからJリーガとしてFC東京、横浜F・マリノスと経験を積んだ久保選手は2019年6月に名門レアル・マドリードへ移籍することが決定。そこでも才能を発揮し、スペイン紙『マルカ』で評価ランキングで1位に選出されるほど活躍をみせています。
現在はスペイン1部マジョルカへ期限付き移籍しています。
この若さでこれほどまでに多く経験、成績を残してる久保選手は「凄い」としか言いようがありません。
今後の日本を背負っていく一人であることは間違いなく、私達をこれからも驚かせてほしいとという期待が高まります。
久保選手のプレーから目が離せませんね!
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スターティングメンバー
▼GK
12.権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
▼DF
19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
16.冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
22.吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
5.長友佑都(ガラタサライ/トルコ)
▼MF
13.橋本拳人(FC東京)
7.柴崎岳(デポルティーボ/スペイン)
21.堂安律(PSV/オランダ)
9.南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
10.中島翔哉(ポルト/ポルトガル)
▼FW
15.大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
ベンチメンバー
▽GK
1.川島永嗣(ストラスブール/フランス)
23.シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/ベルギー)
▽DF
2.植田直通(サークル・ブルージュ/ベルギー)
3.安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)
4.畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
▽MF
6.遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
8.原口元気(ハノーファー/ドイツ)
14.伊東純也(ヘンク/ベルギー)
17.久保建英(マジョルカ/スペイン)
20.板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
▽FW
11.永井謙佑(FC東京)
18.鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)
試合詳細
4-2-3-1を起用した森保ジャパン。
スターティングメンバー11人中10人が海外でプレーする選手。
注目の18歳久保建英選手はベンチスタートとなった。
前半10分この試合初のシュートを中島選手からパスを受けた南野選手が打つも相手DFに阻まれる。
前半15分大迫選手の巧みなパスを受けた南野選手がシュートを打つもゴールのわずか右へ。
前半17分右サイドからを崩し、ペナルティーエリア内でフリーでボール受けた大迫選手がシュート放つも相手GK正面でキャッチ。
前半23分中島、堂安、長友選手が左サイドを崩し、長友選手のクロスを大迫選手が合わせてゴール。日本先制!
大迫選手は代表通算15点目。
前半25分中央を中島、南野、大迫選手が巧みなパスワークで崩し、フリーで受けた堂安選手がシュートを放つも相手GKがセーブ。
前半30分ミドルレンジでボールを持った中島選手が右サイドをフリーで駆け上がる酒井選手へ絶妙なパス。その酒井選手がグラウンダーのクロスを上げ中で待っていた南野選手がゴール。日本2点目!
前半36分ブライアン・サムディオ選手がペナルティーエリアに持ち込み強烈なシュート放つがGK権田選手がファインセーブでゴールを死守。
2-0で日本リード。日本代表優勢のまま前半終了。
日本代表10番中島選手を中心に前線が機能し2得点を上げ、パラグアイの絶好のチャンスもGK権田選手が好セーブをみせるなど安定した試合運びでパラグアイを圧倒しています。
OUT:堂安律→IN:久保建英
OUT:中島翔哉→IN:原口元気
OUT:冨安健洋→IN:植田直通
後半5分久保選手がドリブルで仕掛けるもペナルティー外で倒されフリーキックを獲得。
フリーキックを久保選手が蹴るがゴール右へ外れる。
後半13分左サイドを原口選手がドリブルで駆け上がり、中でフリーの久保選手へクロス。久保選手がシュートを放つも相手DFに阻まれる。
前半17分左サイドの長友選手が大きくサイドチェンジ。久保選手にボールが渡りドリブルで仕掛けるも倒され、またもフリーキックを獲得。
久保選手がフリーキックから直接ゴールを狙うが相手GKに阻まれコーナーキックへ。
OUT:大迫勇也→IN:永井謙佑
OUT:長友佑都→IN:安西幸輝
後半24分柴崎選手のスルーパスに反応した久保選手。ノールックでシュートを放つも惜しくもクロスバー。
OUT:柴崎岳→IN:板倉滉
後半47分自陣でボールを奪った日本代表。カウンターを仕掛け南野選手がシュートを打つもゴールのわずか右へ。
2-0で日本代表勝利!!
終始日本代表ペースで試合が進み、後半から出場した久保選手はシュートを5本放つも惜しくもゴールとはならず。
日本最年少ゴール記録更新は次回へ持ち越しとなった。
パラグアイの攻撃には日本代表DF陣が安定した守備でチャンスをつくらせなかった。
久保選手試合後インタビュー
無失点で良かった。
他に選択肢がある中でシュートを選択しているから決めなければならない。次は決める。
ワールドカップ予選は初めてだがチャンスがあれば楽しんでプレーしたい。
最後に
2018年ロシアワールドカップから大きくメンバーも変わり、若い選手を中心としたメンバーで世代交代をしつつある森保JAPAN。
13勝3敗4引き分けと好成績で2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選を迎える事が出来そうです。
パラグアイ戦では注目の久保選手はゴールとはなりませんでしたが大活躍を魅せ、存在感を発揮していました。
これから厳しい予選が始まりますが、今の森保JAPANなら必ずやワールドカップ出場を決めてくれると信じています。
また現在高校大学で活躍している選手の中から日の丸を背負う選手が出てくると思うととても楽しみです。
今後のサッカー日本代表からも目が離せません。