U-15年代、冬の全国大会、高円宮杯。
この大会には毎年どんなチームが名乗りを上げるのでしょうか?
やはり、夏に行われるクラブユース選手権、全国中学サッカー大会に出場するチームが常連?それとも…?
それぞれの大会ごとに出場しているチームを見て行きましょう。
【比べてみました】クラブユース選手権・全中と高円宮杯の全国出場チーム
サガン鳥栖U-15が全国優勝を飾ったことが記憶に新しい 2019年度(U-15)クラブユース選手権。
宮崎の日章学園 が 青森山田中学校 を制し、2連覇を成し遂げた全国中学校サッカー大会。
これら2大会はそれぞれ、クラブチームのみ、中学サッカー部のみで開催されるU-15中学世代の夏の全国大会です。
対して高円宮杯は、クラブチームと中学サッカー部の全てにその門戸が開かれている冬の全国大会。
では、夏の全国大会に出場したクラブチームと中学校は、半年後の高円宮杯全国大会にどれくらい出場するのでしょうか?
◆ 2019年度クラブユース選手権全国大会と高円宮杯の比較 ◆
◆ 2018年度クラブユース選手権全国大会と高円宮杯の比較 ◆
2018 クラブユース選手権全国大会(48) | 2018 高円宮杯全国大会 出場のクラブチーム(30) | |
北海道 | コンサドーレ旭川、コンサドーレ札幌、 | コンサドーレ札幌、コンサドーレ旭川、スプレッド・イーグルFC函館 |
東北 | ベガルタ仙台、ブラウブリッツ秋田U-15、MIRUMAE.FC | ベガルタ仙台 |
北信越 | ツエーゲン金沢、F.C. CEDAC、Pateo FC金沢JY、 セブン能登ジュニアユース | ツエーゲン金沢、アルビレックス新潟 |
関東 | 横浜F・マリノス、STFC、GRANDE、柏レイソル、三菱養和SC巣鴨、FOZRA’02、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディ、FC東京深川、前橋FC、浦和レッズ、前橋ジュニアユース、FCトッカーノ、横浜F・マリノス追浜、東松山ペレーニア | 横浜FC、FC東京むさし、FC東京深川、浦和レッズ、FC古河、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ |
東海 | ジュビロ磐田、JFAアカデミー福島、FC.フェルボール愛知、名古屋グランパス、清水エスパルス、愛知FC | ジュビロ磐田、JFAアカデミー福島、清水エスパルス、FC.フェルボール愛知、名古屋グランパス |
関西 | セレッソ大阪、ガンバ門真、ガンバ大阪、ディアブロッサ高田FC、宇治FC、MIOびわこ滋賀、千里丘FC | ガンバ大阪、京都サンガ、ガンバ門真、セレッソ西、セレッソ大阪 |
中国 | FCバイエルンツネイシ、サンフレッチェ広島、レノファ山口 | ファジアーノ岡山、レノファ山口 |
四国 | 愛媛FC、愛媛FC 新居浜 | 愛媛FC 新居浜、徳島ヴォルティスJY |
九州 | アビスパ福岡、サガン鳥栖、サガン鳥栖唐津、ギラヴァンツ北九州太陽スポーツクラブ、ソレッソ熊本 | アビスパ福岡、大分トリニータ、サガン鳥栖 |
クラブユース選手権、高円宮杯ともに最も出場枠が多い関東地区。
2019年度の出場チームを見ると、クラブユース選手権に出場した14チームのうち、高円宮杯にも出場を果たしたチームはFC東京深川 、湘南ベルマーレ、ワセダクラブFORZA’02の3チームにとどまりました(2018年度も15チーム中2チームのみ)。
群雄割拠のイメージのある関東でも、関東ユースリーグ で上位に食い込むこと、地区予選・さらには関東大会のトーナメントを勝ち上がり代表の座を掴むことは、いかにJ下部や強豪チームと言えどとても大変なようです。
▼ 盛り上がった地区・県・地域大会をプレイバック ▼
【2019年度 クラブユースサッカー選手権U-15まとめ】全国出場全48チームの軌跡!クラブチームの頂点へ!【47都道府県】
2019年度【全国大会】第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会
◆2019年度全中大会との比較
2019 全国中学校サッカー大会全国大会(32) | 2019 高円宮杯全国大会出場の中学校(2) | |
北海道 | 札幌大谷中学校、伊達中学校 ▷北海道大会はこちら |
|
東北 | 青森山田中学校、東北学院中学校、将監中学校、仁賀保中学校 ▷東北大会はこちら |
青森山田中学校 |
北信越 | 鯖江中央中学校、山の下中学校 ▷北信越大会はこちら |
|
関東 | 原山中学校、南浦和中学校、修徳中学校、暁星国際中学校、宮の原中学校、荏原第一中学校、鵠沼中学校 ▷関東大会はこちら |
|
東海 | 静岡学園中学校、浜松開誠館中学校、五十鈴中学校 ▷東海大会はこちら |
|
関西 | 東谷中学校、賢明学院、社中学校、木津南中学校、河西中学校、上中学校 ▷近畿大会はこちら |
|
中国 | 高川学園中学校、弓ヶ浜中学校 ▷中国大会はこちら |
|
四国 | 高知中学校、明徳義塾中学校 ▷四国大会はこちら |
|
九州 | 日章学園、大分中学校、神村学園中等部、宮崎日大附属中学校、ルーテル学院 ▷九州大会はこちら |
神村学園中等部 |
◆2018年度全中大会との比較
2018 全国中学校サッカー大会全国大会(32) | 2018 高円宮杯全国大会出場の中学校(2) | |
北海道 | 室蘭桜蘭中学校、札幌大谷中学校 ▷北海道大会はこちら |
|
東北 | 青森山田中学校、北上中学校、白鷹中学校 ▷東北大会はこちら |
青森山田中学校 |
北信越 | 山の下中学校、大沢野中学校 ▷北信越大会はこちら |
|
関東 | 朝霞第二中学校、御所が丘中学校、藤ヶ岡中学校、暁星中学校、暁星国際中学校、西那須野中学校県、吉岡中学校 ▷関東大会はこちら |
|
東海 | 浜松開誠館中学校、帝京大学可児中学校、星和中学校 ▷東海大会はこちら |
|
関西 | 三田学園中学校、瓦木中学校、富雄中学校、 紀之川中学校、東海大仰星中学校 ▷近畿大会はこちら |
|
中国 | 高川学園中学校、周陽中学校 ▷中国大会はこちら |
|
四国 | 小野中学校、土佐中学校 ▷四国大会はこちら |
|
九州 | 日章学園、ルーテル学院中学校、神村学園中等部、鹿児島育英館中学校、宮崎日本大学中学校 ▷九州大会はこちら |
日章学園 |
夏の 全国中学総合体育大会/全国中学校サッカー大会、いわゆる「全中」。
全国大会出場32チームは、地区大会、県大会、地域大会を勝ち上がってきたサッカー部ばかりです。
しかし、2019年度の 高円宮杯U-15全国大会 に出場する中学サッカー部は、2019年度東北みちのくリーグ のトップリーグ準優勝、東北大会(プレーオフ)で東北代表の座を勝ち取った青森山田中学校 と、2019年度九州大会(プレーオフ)でブロック優勝し、全国出場権を獲得した神村学園中等部の2校にとどまりました。
2018年度も2校。ともにエリアリーグ優勝で全国出場を決めた青森山田中学校と日章学園中学校でした。
優勝すれば即、全国出場が決まるエリアのトップリーグにいることは、全国大会への近道と言うことができますね。
▷ 高円宮杯サッカーリーグ(U-15)のしくみ完全理解!あなたのチームは今どこにいますか?
▼ 盛り上がった地区・県・地域大会をプレイバック ▼
【2019年度中学総体まとめ】鳥取県開催・中体連3年間の集大成!【47都道府県】
2019年度第49回【全国大会】全国中学校サッカー大会
関連記事
最後に
早いところでは3月から地域リーグがスタートし、秋頃の県大会、地域大会(プレーオフ)とたくさんの熱戦が繰り広げられる高円宮杯。
全国大会出場チームは短期決戦のクラブユース選手権、全中とは違う顔ぶれも見られ、大会ごとの個性が伺えますね。
U-15年代での試合経験から多くのことを学び、成長していく選手の皆さんをこれからも応援しています!