1週間のスポーツ・サッカー界の動きを全部まとめて一気読み!
サッカーの動き
《部活が揺れる 長引く自粛》(1) 崩れた将来像 目標失い苦悩 「今後どうしたらいいか」
進路決定について、サッカーJ2ザスパクサツ群馬の松本大樹強化本部長は「高校生の獲得時期を前倒しするJクラブがあるかもしれない」と指摘する。例年、夏の全国大会前はJクラブが獲得の内定を出す一つのタイミングだが、今年はそれが流動的になる可能性があるという。
JFA田嶋会長が語る「サッカー界がスポーツ競技団体に貢献できること」「一番大切な人材やインフラを絶対に死守」
「国が1人1日上限8330円を支給する雇用調整助成金という制度はあります。しかし、例えば12歳以下の子供たちを指導しているサッカーチームやクラブは、8割以上が任意団体です。法人格を持っていないから、雇用調整助成金を申し込むことができません。こういう街中で一生懸命サッカーを教えている人たちがいなくなってしまったら、これは大変なことだなと。今まで何十年もかけて培ってきたものが、壊れる時は一瞬にして倒産し、指導者がいなくなってしまう。もう一度作り直そうとしたら、大変な時間がかかります。
コロナ禍を乗り越えて、いざ子供たちがサッカーを再開しようとしても『もうあのクラブはなくなっちゃったらしいよ』『もうあのコーチは別の仕事を始めたらしいよ』となる可能性もある。
だからこそ、我々にとって一番大切な人材やインフラを絶対に死守しなければならないと思ったんです」(中略)
――街クラブからは具体的にどのような悲鳴の声、相談があったのでしょうか。
「やはり固定費についてです。主にそれは人件費であり、クラブハウスやグラウンドの賃貸料について。これは待ったなしで請求が来るわけですから、クラブの経営者にとっては大変な問題です。これまで日本サッカー協会は、自前のサッカー場を持ちなさい、クラブハウスを持ちなさいと言い続けてきました。それに則って設備と人材を整えてきたクラブほど、今回の被害が大きいわけです。その意味でも、我々はサポートしていかないといけない」
Jリーグ、1993年の“伝説の開幕節”全5試合をYouTubeで配信へ! 15日と16日に実施
Jリーグは5月15日と16日の2日間に渡り、特別企画を実施すると発表した。13日、公式サイトで伝えている。
リーグ戦打ち切りのベルギー、18日から最大20名までのチームトレーニング再開が許可
ベルギーサッカー協会(KBVB)は13日、国内クラブに対してトレーニング再開の許可を発表した。
「じわじわ笑いが…」浦和DF槙野智章が公開した日本代表での“秘蔵映像”が話題! ハリル前監督が登場
浦和レッズDF槙野智章が5月13日に自身のインスタグラムを更新。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督時代の日本代表の舞台裏動画を公開し話題を呼んでいる。
「Kリーグのようにしたいが…」 欧州サッカーの前に立ちはだかる問題
16日から無観客でシーズンを再開しようとしていたブンデスリーガは登録選手全員を対象に新型コロナ検査をしたところ、ディナモ・ドレスデンの選手など1・2部を合わせて10人以上が陽性と判明した。ブンデスリーガはひとまず感染者が出た球団の試合日程を2週間延期する方針を立てた。しかしリーグ再開を控えた自国のサッカーファンの心配は深まっている。
Jリーグ再開判断は“緊急事態宣言”次第「22日が一つのポイント」
村井満チェアマンが報道陣向けのオンライン説明会を行い、次回の実行委員会などが予定されている今月22日が今後の試合再開を決めていく際の「一つのポイントになる」と述べた。
Jクラブは7日のガイナーレ鳥取を皮切りにブラウブリッツ秋田、V・ファーレン長崎、アルビレックス新潟などが次々と練習再開を迎えている。一方、13の特定警戒都道府県には全56クラブ中25クラブがホームタウンを置いており、緊急事態宣言が終わるまでは多くが活動を始められない現状がある。
村井チェアマン、DAZN契約に言及「支払いを遅らせる提案をさせていただいた」
Jリーグ側からDAZNに対し、放映権料の受領先送りを提案したという。村井チェアマンは「DAZNさんは表裏一体。一緒に価値を作っている中で、連日さまざまな形でお話をしている」と前置きした上で「試合が行えていない状況で、中継制作の費用が出ていないので、われわれから支払いのタイミングを遅らせる提案をさせていただいて、快く了解をいただいた」と明かした。
サッカー=ライプチヒ監督「マスク使用は練習が必要」
ナーゲルスマン監督は8日にリモートで行われた記者会見で「指示を叫ぶときにマスクを外し、終わったら再び着用しないといけない。うまくこなすのは簡単ではない」とコメント。「少し練習しないといけない」と話した。
「サッカー界は孫悟空に敬意を示す」 ドラゴンボールの“悟空の日”に海外メディア注目
5月9日はドラゴンボールの主人公を務める孫悟空は「5(ご)」「9(くう)」という語呂合わせにちなんで「悟空の日」として日本記念日協会にも登録されているが、これに海外メディアも注目。メキシコメディア「Publimetro Mexico」は「ドラゴンボールに敬意を示すサッカー界で最も印象深いセレブレーション」と見出しを打って取り上げている。
スポーツの動き
5月15日(金)夏の甲子園中止か20日正式決定,長引く自粛で揺れる部活 ほか
夏の甲子園、中止へ センバツに続きコロナで球児の夢が…20日正式決定
今夏の第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕予定・甲子園)を主催する日本高野連と朝日新聞社が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同大会を中止する方向で最終調整に入っていることが14日、分かった。今春のセンバツも中止となっており、開催を求める声が現場、ファンからも上がっているが、選手らの健康と安全を最優先したとみられる。20日の大会運営委員会で正式に決定する見込み。夏の甲子園の中止は、米騒動の1918年、戦局が深刻化した41年に次いで79年ぶり3度目となる。
チーム、競技を越えた支援イベント「One KANAGAWA Sports All-Star Cup 2020」開催決定!!
13日、湘南は、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社ディー・エヌ・エーと共同発起人として大会実行委員会を組織し、神奈川県下の多数のスポーツチームの現役選手が競技の垣根を越えて参加するチャリティイベント「One KANAGAWA Sports All-Star Cup 2020」をオンライン開催することを決定し、発表した。
スポーツで学んだ仕事に役立ちそうなスキルTOP3、3位壁を乗り越える力、2位忍耐力、1位は?
「スポーツで学んだ仕事に役立ちそうなスキルを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『チームワーク・団結力(61.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『忍耐力(52.7%)』『壁を乗り越える力(31.6%)』『リーダーシップ力(28.0%)』『問題解決力(25.6%)』『タイムマネジメント力(9.2%)』と続いた。
夏の甲子園大会を開催するために 必ず満たされるべき三つの条件
日本高等学校野球連盟(日本高野連)は当初、5月20日の選手権運営委員会で開催可否の最終判断を下す方向だった。しかしこれを6月第1週に繰り下げている。さらに47都道府県の中でもっとも開幕時期が早い沖縄県大会は、既に延期の方向で調整中だ。事態の改善を待ちつつ、夏の大会を決行する構えだ。
静岡県高校総体 全32競技の中止決定,プロ野球は6月19日の開幕を想定 ほか
新型コロナウイルスの影響で延期となっていた第68回静岡県高校総体(県総体)の全32競技を中止にすると発表した。1952年に始まった県総体が全面中止になるのは初めて。各競技専門部の中には、代替大会の開催を模索する動きがある。各競技専門部の中には、代替大会の開催を模索する動きがある。
県高体連によると、県内高校の臨時休校期間が5月末まで再延長されたことが大きな判断材料になったという。
代替大会については、陸上やサッカーなどの専門部が開催に向けて準備を進めている。サッカーの大川晃広専門部委員長(清水西高教)は「知恵を絞り、引退する3年生のための大会を何とか開催してあげたい」と話す。県高体連は「共催の形を取るなど、各専門部の要望に柔軟に対応していきたい」
WBC 延期へ 米メディア複数報道 最短でも23年か25年まで開催されない可能性
21年3月に開催予定だった野球の国・地域別対抗戦「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が延期される見込みになったと11日(日本時間12日)、複数の米メディアが報じた。
プロ野球、6・19開幕までのスケジュール判明
最短では6月19日の開幕を想定しており、公式戦に向けて12球団で足並みをそろえるスケジュールが判明。5月18日の週に全体練習を再開し、6月1日の週に練習試合を実施する。感染状況を見極めながら、野球界が本格的に動き出す。
コロナ関連
新型コロナ力士死去…「スポーツマンや若者が持つ体力は感染症に関してアドバンテージにならず」岐阜大医学部教授に聞く
日本相撲協会は13日、西三段目82枚目力士の勝武士(しょうぶし)=本名末武清孝(すえたけ・きよたか)さん、山梨県出身、高田川部屋=が同日、コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したと発表した。
非正規が9割でも「見殺し」の現実 コナミスポーツは時給社員に休業手当を一切「不支給」
コナミスポーツの事例から浮かび上がってくるのは、フィットネスクラブ業界が非正規雇用を重点的に活用してきたという実態、そして緊急事態宣言下における営業自粛中の「休業手当の支払い義務」が存在するのかという法的な論点である。
<新型コロナ>地域スポーツ崩壊危機 クラブ8割休止 一斉休校、体育館など拠点使えず
日本協会が全国のクラブを対象に実施したアンケートには二百四十三のクラブが回答。百一万円以上の損失が出ているクラブが36%で、そのうち五百一万円以上という答えは6%だった。今後のクラブ経営継続について「規模を縮小する」は11%、「再開見込みは立っていない」との回答は24%もあった。
宮城のスポーツジム暗中模索 嫌がらせ警戒、ひっそり営業
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請が解除された宮城県で、スポーツジムが感染対策を徹底して営業を再開し始めた。飲食店など再開店舗へ嫌がらせをする「自粛警察」という言葉がインターネット上を飛び交う世情の中、ひっそりと会員を迎え入れる。
日本からスポーツが消えた日――コロナ禍で露呈したスポーツビジネスの法的リスクと課題
では、唯一無二のプロダクトである試合が開催できない今、スポーツ団体はこの事態にどのように対処していけばいいのだろうか。収入の大きな柱の1つである「広告料収入」にスポットを当て、試合が中止となった場合の広告主とスポーツ団体間の契約の行方を推察してみたい。
大学スポーツ揺さぶるコロナ、学生アスリートが最も恐れていること
中でも、多くの学生が不安に感じているのは、部員に感染者が出ること、練習が自粛や制限されること、大会が中止されること、自分やチームの力が落ちることなどでした。
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