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過去データサイト 〜2022年度

まだ体力があるうちに!指導者の皆様、今すぐにチームの経営を守る支援策を利用すべきです。

新型コロナウイルスのこれ以上の感染拡大を防ぐため、さまざまな活動の自粛を余儀なくされています。

「1カ月以上練習を休止している」
「今後いつ活動を再開できるか見通しが全くたたない」
「選手の保護者から月謝の返金を求められている」

などなど、少年サッカーのチームもこれまでに経験したことの無いような事態に直面し、大変なご苦労をされている事と思います。
誰もが一日も早い収束を心から願っている一方で、実は、私たちが思っているよりも、もっとずっと長い期間の活動休止を余儀なくされるのではないか、という予測も報じられています。

こうしたチームの苦境に対し、できることはないだろうか?
こちらのページでは日夜知恵を絞っている指導者の皆様に、「少しでも早く利用したほうがいい支援策」をご紹介します。

本文は画像の下から始まります↓

そもそも支援を受ける必要はあるの?
今、一刻も早く取り組むべきことは「チームの経済的体力をつけておくこと」

「確かにチーム経営が環境的に厳しい。しかし、支援を受けるほどのことだろうか?」
「そもそもサッカーチームに支援してくれるようなところはないのでは?」

このように思われている指導者さんが多いのではないでしょうか?

指導者の皆さんは普段は「指導」に力を入れておられるので、意識していないかもしれませんが、実際は「企業の社長」と同じようにチームの金銭面での運用も担っているはずです。

新型コロナウイルスの感染が拡大状況が刻一刻と変化し、政府やJFA、教育委員会など様々な方向からの指示もどんどん変わります。

こうした状況の中、いったい何か月練習や大会を自粛したまま過ごさないといけないのか、現時点では、先の見通しが立たないという方がほとんどではないでしょうか?

先に感染が急拡大した欧米諸国の例をみると、まだここ数カ月で本当に収束に向かう事ができるのかすらも危うい状況で、ワクチンが使用可能になるまでには1年半かかるという報道もあります。

実は、私たちが思っているよりも、もっとずっと長い期間の活動休止を余儀なくされる可能性があるのです。

今はまだチームの収支が廻っていたとしても、コロナとの戦いが長期戦になった時、チームの貯蓄が底をついてしまったり、活動がままならないような経営状態に陥っては困ります。

今、一刻も早く取り組むべきことは「チームの経済的体力をつけておくこと」です。

つまり、支援や援助をしてくれるというところを少しでも増やし、利用できる公的支援は全て利用する、くらいの準備が必要な時期に差し掛かっているのではないでしょうか。

早くも動き出している指導者さんもいる

4月14日現在、日本全国の中でも感染者数がそれほど多くない鳥取県。
緊急事態宣言がだされた7府県に比べると、比較的コロナの影響も小さいのではないかと思われますが、そのような鳥取県にあっても、既にチームの経済的体力を増強して、来るべき「アフターコロナ」の活動再開時へ向けて備えを始めているチームがあります。

鳥取県境港市を活動拠点とする小中学生サッカーチームのFCアミーゴ(代表 金坂博氏)です。
FCアミーゴでは、新型コロナウイルスの影響が長期間に及んだ時に備え、またいざ活動を再開する際に全力でスタートダッシュを切るための準備として「支援を受ける体制づくり」にいち早く取り組んでいます。

<FCアミーゴ代表 金坂博さんのコメント>

FCアミーゴさんは自チームのHPでも支援を呼び掛けています。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急支援のご協力お願いについて

こうした支援を受ける体制づくりは、企業にとってはごくごく当たり前のこと。

町の企業や飲食店も、コロナによる売り上げ減少に見舞われていますから、支援を受けられる場があれば積極的に活用することで乗り切っていこうという姿勢が強くなっています。

また、それに応えるように、政府も企業支援の拡充を打ち出しています。
しかし、かつてない規模で影響が広がっているため、公的支援への申し込みをしても、実際に手元に資金が振り込まれるまでにかなりの時間を要する状況が生まれているようです。

ですから、少しでも早く。
まだチームに体力があるうちに!

「サッカーをしたい!」という子ども達の活動の場を存続するための仕組みづくりが今、指導者=経営者に求められているのです。

実際にどんな方法で支援を受けられるのか?

公的な支援

日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付とは?

政府が打ち出している公的な支援では「日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付」があります。
「国民生活事業」と「中小企業事業」の二つの窓口があります。

「国民生活事業」
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況悪化を来しているみなさまを対象とした「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を取り扱っております。

日本政策公庫HP

 

「中小企業事業」

新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に、売上の減少など業況悪化をきたしているが、中長期的には、その業況が回復し、かつ、発展することが見込まれる中小企業者を支援します。

日本政策公庫HP

日本政策金融公庫より抜粋

こうした公的な支援をいち早く取り入れ、できる限り最悪の状況に備える、またはチームの手元資金を厚くして信用力を強化するといった対策をとることをおすすめします。

詳しくは日本政策金融公庫HPの相談窓口をご利用ください。

民間の支援

クラウドファンディングの利用

現在では複数のクラウドファンディングサイトがあり、スポーツチームがそこで資金を募ることも珍しくなくなりました。
これまでのクラウドファンディングサイトでは、審査が厳しく登録の敷居が高かったり、チーム単独での登録ではなかなか資金が集まらないということもあったようです。

弊社ではジュニアサッカーNEWSを運営して、多くのチームとコミュニケーションを取る中で、新型コロナウイルスによって既にチーム経営が危機的状況にあるという声や、指導者がアルバイトに出ざるを得ないなどの苦境にあるというお話を数多くお聞きしています。

こうしてアマチュアサッカー界に元気がなくなってしまうと、サッカーをしたい子ども達が活動の場を奪われてしまい、ひいては日本のプロサッカーの衰退にまでつながりかねません。

今、こうした苦境にあるアマチュアサッカーチームを救う場を作ることで何かお役にたてないかとの思いから、「グリーンカードサポート」というスポーツチーム専用クラウドファンディングプラットフォームを立ち上げました。

ぜひ多くのチームにご登録いただいて、「支援を受ける体制づくり」を早めに構築していただきたいと思います。

スポーツ専用クラウドファンディングサイト「グリーンカードサポート」

弊社は今までジュニアサッカーNEWSと少年サッカー応援団を運営してきたノウハウ、そしてチーム専用HPの制作・運営サポートをしてきたノウハウを活かし、支援プラットフォームの提供、チームページ制作、バナー制作、支援金の集金・請求代行などのサポートをします。

また、指導者の皆様だけでは難しいスポンサー獲得活動ですが、こちらもグリーンカードがチームと一緒に行い、一日でも早い支援者の獲得につなげます。

通常では支援が成立した時のみ、弊社はチームから支援金の一部をサービス手数料としていただく仕組みですが、2020年9月30日までの約半年間は、支援が成立しても手数料はいただきません。
(新型コロナウイルスの収束状況により延長いたします)

 

最後に

まだまだ先の見えない状況にありますが、こうした状況もいつかは終わります。
事態が収束した時、チームが確実に存続し、活動再開を力強くスタートできるために、指導者の皆様には今できることを一つでも多く、チャレンジしていただければと思います。

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この記事を書いたライター

統括編集長/オウンドメディア事業部江原 まり
長野県出身。
ライター歴11年。
子育て系メディアにて、主に教育、引越し、子育て全般についてのコラムを100本超執筆。
2016年からジュニアサッカーNEWSにて執筆開始。
2017年10月より副編集長、2019年4月より統括副編集長/戦略事業部。
2022年1月より統括編集長/オウンドメディア事業部。

自身もサッカー少年の母です。
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。

いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。

できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。
一つずつチャレンジしていきたいと思います。
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