愛の無いパス
1、意味
2、解説
3、類語
4、使用例
5、関連用語
6、関連記事
意味
慣用句
- 受け手の状況を考えずに出されたパス
- 受け手にとって処理するのが難しい位置に出されたパス
- 意図の無いパス
解説
愛がない=受け手にとって優しさがない、という意味。
例えばゲーム中、出し手から繰り出されたパスが受け手にとって予測できなかったり、意図が分からなかったりすることがある。追いつけない位置に出されたり、強すぎて収めきれないこともある。
そのようなパスに対して発せられる、「どこに出してんだよ!」「相手のことを考えて出してやれよ!」などの意味を含めた言葉の置き換え語である。
上記の言葉では身も蓋も無い上に、その後のチームの雰囲気が悪化することを懸念した徳のある誰かしらがやんわりした表現に置き換えたものが広まったと考えられる。
声掛けにひと工夫したり、子どもの気持ちを傷つけずに注意を促したい指導者やベテラン保護者が使う傾向にある。
中には「おしゃれ」な表現と捉えられている節もなきにしもあらず。
しかしながら、「かえってストレートに言われた方がいい」と思う選手(意図が伝わっていない)もいるかもしれない。
前述の「どこに出してんだよ!」などの前後に使われる例も報告されている。
類語
鬼パス
分布
ほぼ全国の愛に満ちた指導者とベテラン保護者。
使用例
・良い例
「今のパス、ちょっと愛が無かったな~!」(※シンプルにこれだけ!)
・ほぼ大丈夫な例
「お前のパスは〇〇への愛が無いな~!」(※信頼関係があって共通の「ノリ」があれば、ほぼ問題無し)
・悪い例
「おい、なんや今の〜!そんなんある?そない愛の無いパスあるか!?ボケ〜!」(※あら?ちょっと和らぐ?と、うっかり思った方、一旦深呼吸を。激しい感情や暴言は「混ぜるな危険」です)
関連用語
・鬼パス
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