今年も5月3日~5日の3日間、JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会が、開催されます。12月に行われる「全日本少年サッカー大会」と並んで全国の小学生が日本一を目指す本大会には、他の大会にはない大きな特徴があります。その試合方法を初めとして、歴代優勝チーム、各地域予選等の情報を皆様にご紹介します。
今年度も各地域の代表が決定しました!
詳細はこちら:JA全農杯チビリンピック2019 小学生8人制サッカー大会 全国大会
チビリンピックサッカー大会ってどんな大会?
チビリンピックは、1979年から毎年5月5日、全国農業協同組合連合会(JA全農) 特別協賛で行われているイベントです。日産スタジアムでは、親子マラソンやリレー、横浜市港北スポーツセンターでは卓球などが行われます。歴史は長く、親子三代にわたって出場している人もいる、「チビッコのためのオリンピック」、略して「チビリンピック」です。
チビリンピックの最大行事として開催されるのが、「JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会」(通称チビリン)です。2003年から始まり、今年で15回目を迎えます。小学生のサッカー大会は、普通15分ハーフや、20分ハーフで進められますが、チビリンは、12分×3ピリオド 計36分で競われます。その他以下のような特別ルールがあります。
チビリンピックの特別ルール
★ 選手の交替:第1ピリオドと第2ピリオド間では選手を総替えすること。
★第3ピリオドは交代自由とする。
★同一選手の出場は最大で2ピリオドまでとし、3ピリオド全てに出場することはできない。
★ 延長戦については前後半で同一選手の出場を可とする。また、自由な交代を適用する。
(参照:2018年度大会要項)
選手を総替えするというルールで、多くの選手が試合に出場するチャンスがあります。
チビリンは、各地域(北海道1、東北2、関東3、北信越1、東海2、関西2、四国1、中国2、九州2)の予選を勝ち抜いた16チームが全国大会に出場します。多くは5年生時に行われる新人戦(予選が4年生時に始まるところも)がその予選となり、地区大会→県大会→地域大会の優勝チームや準優勝チーム(地域によって異なります。関東は第3位のチームも)がその権利を獲得します。
それでは、2019年度の地域予選情報をお届けします。
2019年度地域予選情報
◆北海道予選
優勝:北海道コンサドーレ札幌A
2019第16回JA全農杯チビリンピックサッカー大会 北海道予選
◆東北予選
優勝:ベガルタ仙台Jr
準優勝:青森福田SSS
2019年度 JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会東北ブロック予選
◆北信越予選
優勝:グランセナ新潟FC
2019年度JA全農杯チビリンピック小学生8人制サッカー大会IN北信越 兼 第24回北信越少年サッカー新人大会U-11
◆関東予選
優勝:鹿島アントラーズジュニア
準優勝:川崎フロンターレ
第3位:鹿島アントラーズつくば
2019 JA全農杯全国小学生選抜サッカー IN 関東
◆関西予選
優勝:センアーノ神戸Jr
準優勝:ディアブロッサ高田
2018年度 JA全農杯 全国小学生選抜サッカー in関西(チビリンピック)
◆東海予選
優勝:名古屋グランパスU12
準優勝:大山田SSS
2018年度 JA全農杯小学生選抜サッカー IN 東海
◆中国予選
優勝:オオタFC
準優勝:SSSFC
.2019年度JA全農チビリンピック2019小学生8人制サッカー大会IN中国
◆四国予選
優勝:丸亀フットボールクラブ
2019JA全農杯 全国小学生選抜サッカー大会チビリンピックIN四国
◆九州予選
優勝:アビスパ福岡(福岡)
準優勝:プレジャー(佐賀)
JA全農杯チビリンピック九州大会 | JA全農杯チビリンピック2019兼第25回九州ジュニア(U-11)サッカー大会
各地域の記事を見ていただければ分かると思いますが、地域大会に出場するまでに、多くの厳しい予選を勝ち抜いていかなければなりません。早い地区だと、前年の春頃から予選をしています。
次は過去大会の結果をご紹介します。
関西だけでなく東海も、「4年生時に地方予選、5年生時に全国大会」でした。グランパスは何度も全国大会上位になってますが、名前は登録名の「U-12」でも中身は全国大会時5年生で構成したチームだったと思います。
その東海も、2018年5月の全国大会分から(地方予選は2017年実施分から)は他地方同様に1学年あげるみたいです。
匿名様
はじめまして。たいへん貴重な情報をありがとうございます。記事に反映させていただきました。また何かございましたら、コメントをお待ちしております。今後ともジュニアサッカーNEWSをよろしくお願いいたします。