JFAフィジカルフィットネスプロジェクトより、サッカー活動再開に向けて、育成年代の女子選手(2種・3種)たちのトレーニングにおける留意点、および特徴的なケガとその予防についての考え方をまとめたものが発表されました。
概要をお伝えしますので、サッカー活動再開に向けたフィジカルガイドライン(育成年代向け)とあわせて、トレーニングを再開する際にご活用ください!
なお、お住まいの地域の最新情報は必ず県サッカー連盟ホームページなどで最新情報をご確認ください。
少しでも早く新型コロナウイルスが収束し、子どもたちが安心してサッカーができるようになることを願います。
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育成年代女子選手向け
サッカー活動再開に向けた留意点
女子特有の発育の特徴における留意点とケガおよび予防方法について、トレーニングを再開する際の参考にしましょう。
運動休止中による体脂肪量の増加や、相対的な負荷の増加により
・易疲労感(疲れやすくなる)
・パフォーマンス低下による焦り
・ケガのリスク増加
の恐れがあります。体脂肪量(率)の把握をしてしっかりコントロールするとともに、徐々に負荷をあげることでケガを予防する、練習前のケガ予防エクササイズをしっかりするように努めましょう。
体脂肪量(率)を下げるために食事制限をする選手もいますが、必要なエネルギーが不足することで運動性無月経や骨粗しょう症になる恐れがありますので、適切なエネルギーをバランスよく摂取するように心がけましょう。
男女の骨格の違いにより、「前十字靭帯損傷」を発症する女子選手は男子選手の5倍にもなります。靭帯を損傷してしまうと、復帰するまでに半年以上を費やさなければならないことになってしまうので、ケガをしないようしっかりと予防する必要もあります。予防方法としては、JFAで紹介しているFIFA11+というエクササイズを練習前に必ず行うようにしましょう。
(参照:JFA.jp)
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