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【栃木県】U-11保護者向け・来年夏の全国一斉トレセン(FFP)を目指すためのデータ分析

FFPって?

2015年度より導入された新しいトレセン制度です。
47都道府県から選ばれたトレセンチーム、計48チーム(東京2チーム)が参加し、計768名の選手が集まる大規模なトレセンです。
全日本少年サッカー大会が冬開催へと変更になったことで夏のジュニアの予定が大幅に空いたということも受け開催されることとなりました。
今までは全国の選手を一斉に集める形でのトレセンU-12を廃止し、9つに分けた地域ごとで開催していましたが、特に地方の選手にとっては刺激が弱くなるなどマイナス面も指摘されていたということも開催が決定した大きな要因と言えます。
U-12世代にとってのスキルアップの場だったり目標が一つ増えた形となります。

FFP詳細はこちら

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栃木県FFP参加メンバー所属チーム一覧

2015年度 2016年度 total
ともぞうSC 3 3 6
ヴェルフェたかはら那須U-12 2 1 3
TEAMリフレSC 0 3 3
HFC.ZERO真岡 1 1 2
三島FC 1 1 2
FCアネーロ宇都宮U-12 2 0 2
栃木SCJr 2 0 2
小山羽川SC 0 1 1
東那須野SSS 0 1 1
FC VALON 0 1 1
佐野SSS 0 1 1
昭和・戸祭SC 0 1 1
JFCファイターズ 0 1 1
サウス宇都宮スポーツクラブ 0 1 1
間々田FCがむしゃら 1 0 1
野原グランディオスFC 1 0 1
FC西那須21アストロ 1 0 1
南河内SSS 1 0 1
KSC鹿沼 1 0 1

栃木県FFPの傾向

栃木県は全国的な強豪チームであるともぞうSCがトレセンの一人勝ち状態を2年連続している。

ヴェルフェたかはら那須、TEAMリフレSC、HFC.ZERO真岡などの常勝チームはもちろんのこと、地区予選で勝ち上がってくることの少ないチームからもまんべんなく選ばれている印象。昨年度と今年度で、選手の所属チームもがらりと変わった。

栃木県FFPの特徴

GK,FPともに他県に比べて小柄な印象がある。GKは他県では160㎝を越えてくる選手が選ばれることも珍しくないが、栃木県から選出されている2名は158㎝、146㎝。両名とも特に大柄なわけではない。出来上がっている体格は参考にせず、伸びしろを大切にする傾向があるとみられる。

170㎝~    0名
160㎝~170cm 0名
150㎝~160㎝ 3名
140cm~150㎝ 10名
130㎝~140㎝ 3名

栃木県FFPの選考基準について

栃木県トレセンは、通年を通した地区トレセンと各種大会からの推薦によって選手が選考される。

2008年度に栃木県サッカー協会が発表した方針では、

・ON the pitchでの”観る””考える”習慣
・OFF the pitchでの良い習慣の習得
・心も体も逞しい選手になる(心と体のバランス)
・ボールを失わない、試合に関わり続ける

をトレセンテーマとして打ち出している。

選手選考の基準は、
・局面を一人で打開できる能力
・判断と同時に、より感覚的な能力が問われる
・課題が改善されていった将来像を念頭に置いていろいろな物差しで評価する

となっており、選手一人ひとりの課題が「改善された」のち、どれだけよい選手になるかを予想して選考されると考えられる。

トレセンの約束として「ハードワーク」も上げられている。

引用・参照:2008育成・教科指導指針(社団法人 栃木県サッカー協会)

栃木FFPの求める選手像

上記から考えられる選手像は、次の要素が必要であると考えられる。

・ハードワークできる
・playしながら考えることができる
・課題を改善する前向きさと人のアドバイスを受け入れられる素直さがある
・自分で判断できる

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支部ごとの選手輩出数 2年間

宇河支部

6チーム 15名

上都賀支部

1チーム 1名

両毛支部

1チーム 1名

下都賀支部

4チーム 4名

北那須支部

5チーム 8名

芳賀支部

2チーム 3名

塩谷支部

0チーム 0名

保護者アンケート

※栃木県のコメントはまだありません。いただいたコメントは編集したのち、使わせていただきます。

コメント募集

ジュニアサッカーNEWSでは、実際に栃木県トレセン(支部トレセン、地区トレセン、ブロックトレセンを含む)に参加している選手の保護者からのコメントを募集しています。トレセンを目指す後輩たちのために、また、日本サッカー界の底上げのためにぜひコメントを残してください!

もちろん個人が特定できない配慮をさせていただきます。コメント内容は、トレセンの選ばれ方、内容、トレセンに合格するために行った自主練などなんでも結構です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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photo:Denis

この記事を書いたライター

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
Maki Mizushita
群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。2023年1月からメディア部門責任者。ジュニアサッカー応援歴17年。フロンターレサポ(2000年~)

元少年サッカー保護者、今は学生コーチの親となりました。
見守り、応援する立場からは卒業しましたが
今も元保護者たちの懇親会は非常に楽しいです。

お子さんのサッカーがもたらしてくれるたくさんの出会いと悲喜こもごもを
みなさんも楽しんでくださいますように。

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