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優勝!U-16日本代表  AFC U-16選手権マレーシア2018 12年ぶり3度目~ アジア王者~

U-16日本代表は10月7日(日)、「AFC U-16選手権マレーシア2018」の決勝でU-16タジキスタン代表と対戦し、FW西川潤(桐光学園高)の決勝点によって1-0でU-16タジキスタン代表に勝利。日本は94、06年大会に続き12年ぶり3度目の優勝をしました。

【U-16日本代表戦】
9/20  5-2 タイ
9/23  0-0 タジキスタン
9/27  2-0 マレーシア
9/30  2-1 オマーン
10/4  3-1 オーストラリア
10/7  1○0 タジキスタン

決勝で対戦したタジキスタンは初の決勝進出を果たしたチームですが、日本はグループステージ第2戦で0-0のスコアで引き分けている相手。日本はこの決勝に向けてもメンバーを刷新し、4-4-2システムで臨みました。GKに野澤大志ブランドン選手(FC東京U-18)が抜擢され、4バックには右から角昂志郎選手(FC東京U-18)、鈴木海音選手(ジュビロ磐田U-18)、半田陸選手(モンテディオ山形ユース)、中野伸哉選手(サガン鳥栖U-15)、中盤は右から中野桂太選手(京都サンガF.C.U-18)、全6試合先発の横川旦陽選手(湘南ベルマーレU-18)、成岡輝瑠選手(清水エスパルスユース)、三戸舜介選手(JFAアカデミー福島)、そして2トップにはエース西川と今大会5得点で得点ランキング首位タイの唐山翔自選手(G大阪ユース)がコンビを組みました。

試合はやや予想外の流れで幕を開けます。グループステージでは引いて守りを固めてきていたタジキスタンでしたが、前からプレッシャーをかけてくるアグレッシブな戦術で良い形でボールを奪うと一気にシュートにまで持ち込みます。日本は相手のアグレッシブなプレーに苦しむ展開になりました。

さらに試合前に降り注いだ強雨の影響からピッチ状態が悪く、日本はパスワークで思うようにボールを動かせずに苦しみます。24分にはGKと1対1になるピンチも作られますが、これは野澤選手がビッグセーブ。日本は西川や中野桂が遠目の位置からでも積極的にシュートを放ちますが、タジキスタンの粘りあるプレーでゴールは簡単には割らせてもらえませんでした。

ハーフタイムで日本は攻撃の戦術を微修正。タジキスタンの守備陣を切り崩しにかかります。54分に中野瑠馬選手(京都サンガF.C.U-18)を投入して攻勢を強める中で迎えた68分、ついに先制ゴールを奪い取ります。中央で西川選手のパスを受けた中野桂選手がドリブルシュート。これは相手DFにブロックされてしまいますが、こぼれ球を中野瑠選手が鋭い切り返しで相手DFを抜き去り中央へ折り返します。これに西川選手がボレーシュートでしっかりと合わせ、日本は待望の先制点を獲得しました。その後は落ち着いてボールを繋ぎながらゲームをコントロール、試合の主導権を握ります。

体力的に非常にキツイ終盤。その後はタジキスタンもタフな反撃を見せますが、日本は半田選手と鈴木選手の両センターバックを中心に落ち着いて対応します。最後まで全員で走り抜いた日本が1-0で見事に失点ゼロで抑え切ってみごと優勝、12年ぶり3度目となるU-16年代のアジア王者に輝きました。
アジアチャンピオンとして来年のU-17ワールドカップ(ペルー)に臨む日本は、今大会で選手たちの成長ぶりと今後新たな競争を経て、更に期待が益々膨らむ世代にるでしょう。

また<未来の日本代表選手>も各地区で熱戦を繰り広げています。ジュニアサッカーNEWSではその熱戦の模様をみなさんにお届けしています。ぜひこちらもお見逃しなく!!

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最後に

U-17ワールドカップへの出場権をつかんだ日本代表。今大会でよりパワーアップし、更に楽しみな世代ですね。
今後の選出選手にもかなり注目も集まると思いますが、選手のみなさん頑張ってください、応援しています。

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