J1の鹿島アントラーズはクラブ公式サイトを通じて7日、県立カシマサッカースタジアムに鹿行地域PCR検査センターが設置され、5月11日(月)よりドライブスルー形式のPCR検査(運営主体:一般社団法人鹿島医師会)を実施すると発表しました。
このたび、県立カシマサッカースタジアムに鹿行地域PCR検査センターが設置され、5月11日(月)よりドライブスルー形式のPCR検査(運営主体:一般社団法人鹿島医師会)を実施することになりましたので、お知らせいたします。
鹿行5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)の医療機関にて、新型コロナウイルス感染が疑われると判断された方が対象となり、潮来保健所が対象者の選定を行います。実施は平日のみ、13~15時の間、1日20件までの予約制です。
今回の決定を受け、鹿島の小泉文明社長はクラブを通じコメントを発表した。
「今回、鹿行地域PCR検査センターの設置にあたり、県立カシマサッカースタジアムの指定管理者として、実施場所提供という形で協力することになりました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止には、地域一体となった取り組みが大切で、PCR検査による現状の把握や医療体制の整備は終息に向けた大前提となります。センターの運営主体となる鹿島医師会様始め、鹿島アントラーズのホームタウンとなる茨城県鹿行地域の医療機関、そして鹿行5市と連携し、状況の改善につながっていけばと思います。これまで当たり前だった生活、フットボールのある日常を取り戻す日まで、引き続き、クラブとしても協力してまいります。スタジアム周辺地域のみなさまには、ご理解のほど宜しくお願い致します」
最後に
Jリーグの村井満チェアマンはかねてより「Jリーグとして医療機関に何かできることはないか。各地のクラブハウスを提供し、PCR検査会場にできるかもしれないと考えている」と発言しており、鹿島アントラーズが第一号となりました。
サッカーのスタジアムのようにあれだけの規模の施設をただ閉鎖しておくのはもったいないことです。
今回のように、何か地域貢献に役立てられることがあると、ますます地域やファンとの絆も強くなりそうです。
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