ジュニアサッカーNEWS

過去データサイト 〜2022年度

週刊クラブユース選手権 vol.7【目指せU-15クラブの頂点へ!全国大会出場チーム遠征記】

目指せU-15クラブの頂点へ!【全国大会出場チーム遠征記】

中学年代のクラブチームチャンピオンを決める夏の大会「日本クラブユースサッカー選手権U-15」。全国大会の舞台は、開催10年目となる北海道十勝!恒例となった十勝(北海道帯広市とその近郊)での全国大会開催は2020年大会までとなっています。全国大会は、毎年8月中旬~8月下旬に開催されます。北は北海道エリアから南は九州エリアまで、日本全国の予選大会を勝ち上がった代表チームたちが、北海道十勝で一堂に会します。そこで今回は、日本全国から集まるチームの遠征記をまとめてみました。一足先に全国大会参加のイメージを掴んでもらえたらと思います。
全国大会進出が決まった選手の皆さんと応援に同行されるご家族の皆さんと、これから全国大会への切符をかけて戦う選手の皆さんへの応援と参考になりますように…!

全国大会の出場チームはどうだった?【2019北海道遠征記】

2019年度に全国大会に出場したチームはどんな風に過ごしたのでしょう?初出場した2チームの足跡をご紹介します。

初めてのドキドキ、そして悔しさをバネに〈豊田AFC〉

愛知から初出場した豊田AFC。中部国際空港から新千歳空港への空の旅となりました。
飛行機搭乗経験者は余裕の表情、初心者は引きつった顔…でも初の全国大会、どの選手もきっとドキドキしていましたよね♪

空港から直接宿舎へ向かい、この日は早めに就寝されたようです。
次の日は、午前中にTMで身体をほぐした後、昼食を取って帯広入り。帯広で再度調整・確認を行って翌日の開幕に備えました。


初めての緊張感、全国大会の雰囲気の中迎えた初戦はできたこと、できなかったことを知る試金石となる一戦となりました。
惜しくもグループリーグ突破を果たすことはできませんでしたが、この時の経験を糧に、見事12月の高円宮選手権でも全国大会出場を果たしました!二度の全国大会出場は選手たちにとっても大きな自信となったことでしょう。

参照:豊田AFC Facebook

初出場ベスト8進出!の快挙を支えたマイクロバス〈FC LAVIDA〉

初出場ながらもベスト8という健闘を見せた、埼玉のFC LAVIDA。

初戦は地元のJ下部・コンサドーレ札幌。大勢のサポーターはもちろん、チームマスコットまで駆け付け完全アウェイの雰囲気の中で初戦を迎えました。また、長い芝生も街クラブにとっては慣れない代物。苦しみつつも、サポートメンバーの惜しみない協力もあり、見事全国初勝利をおさめました。
その後も快進撃を続け、ラウンド32ではなんとU-13の選手が出場し、得点を挙げるなど、印象的な活躍を残しました。

毎日、本戦後には試合会場を移して全国出場を果たした強豪とのトレーニングマッチが行われ、試合に出場できなかった選手も、いつチャンスが回ってきてもいいように備えていたようです。

このFC LAVIDAの快進撃を支えた陰の功労者が、2台のマイクロバスでした。
本戦終了後、出場していた選手は1台のバスで宿舎へ戻って休み、もう1台のバスでその他の選手はトレーニングマッチで次戦に備え経験を積むことができたのは2台のバスがあったからこそ。FC LAVIDAの一員として、獅子奮迅の働きをみせてくれました。

選手たちのために走り続けたバスは、大会終了後、選手たちとは別に無人で北海道からフェリーで川崎港(神奈川)へ。そこからコーチ2人によって埼玉まで帰還したそうです。北海道から埼玉まで、陸路距離にしてなんと1,128㎞!
選手の皆さんも、指導者の皆さんも、応援団の皆さんも、そして2台のバスも…長旅お疲れさまでした。

参照:FC LAVIDAブログ

試合以外はどう過ごしていた?【2018北海道遠征記】

2018年度の全国大会出場チームのなかからも、2チームのエビソードをご紹介します。

移動は大変でも、みんな笑顔!〈東松山ぺレーニア〉


埼玉県から初出場を果たした東松山ペレーニア。大会期間は世間のお盆休みと重なることもあり、混雑する中の移動は大変そう。


朝食前に、みんなで眠い目をこすりながら宿舎近くを散歩をしたり、遠征期間中に誕生日を迎えた選手のお祝いも!チームの良い雰囲気が伝わってきます。
結果は、目標としていた〝ノックアウトステージ進出〟を果たすことが出来ませんでしたが、また次のステージで全国の舞台に戻ってきてくださいね!

参照サイト:東松山ペレーニアスポーツクラブFacebook

フェリーで北海道上陸!長旅の疲れを見せず、北海道を満喫〈パテオFC金沢〉


今大会が初の全国大会というパテオFC金沢(石川県)。石川県から北海道苫小牧までフェリー移動し、その後帯広までの移動時間は、トータルで片道なんと20時間!道中の海上での写真、青い空と青い海をバックに…青春ですね〜!

休息日には花畑牧場で動物と触れ合ったり、北海道を満喫した様子!みんないい笑顔です♪リフレッシュの効果か、大会結果はラウンド32進出。6泊にも及ぶ長い旅となったようです。大会後は札幌市内へ移動しお土産タイムを楽しんだそう。‬中学最後の夏は、とても良い思い出になりましたね!

参照サイト:パテオフットボールクラブFacebook

最後に

【目指せU-15クラブの頂点へ!全国大会出場チーム遠征記】はいかがでしたか?
クラブ選手権U-15全国大会に出場される皆さん、中学世代クラブチームの頂点を目指して頑張ってくださいね!
ジュニアサッカーNEWSでは【週刊クラブユース選手権】と題し、色々な特集を配信予定です。
次回「週刊クラブユース選手権 vol.8」は各エリア大会の比較についてご紹介します。次回もどうぞお楽しみに☆

クラブユース選手権U-15特集 バックナンバー
vol.1 目指せ全国!日程・会場特集
vol.2 北海道十勝へ応援に行きたくなる、会場近郊の観光特集
vol.3 歴代優勝チームやMVPを振り返る!特集
vol.4 今、女子達も戦っている!U15女子選手権特集
vol.5 U-15の選手たち、次の進路はどうしてる?特集
vol.6 比べてみました!プレイバック高円宮特集

 

この記事を書いたライター

JUNIOR SOCCER NEWSWriterkeco
サッカーが盛んな街、北海道室蘭市出身。
現在は札幌市在住。
中学生の息子2人と夫の影響で、サッカーの漬けの毎日です。

好きなことは、映画鑑賞と〝ライブ〟観戦。
ライブは、サッカーも音楽も大好きです。
応援しているのは、北海道コンサドーレ札幌!!
ひとり行動に全く抵抗がないので、
映画館にも、音楽フェスにも、ひとりで楽しく行っちゃいます。

読んでくださる皆さまが、
少しでも楽しい気分になれるような記事を書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

コメント投稿

*

※ファイル添付機能が使用できるようになりました。推奨ファイル形式:png、jpg|PDFやExcelファイルは「kanri@green-card.co.jp」宛にメールにてお願い致します。

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Send to LINE
Research Artisan Pro