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読んでみて!読書の秋にサッカー少年(と保護者さん)におすすめしたい本☆

こんばんは、福岡&コラム担当ライターmarです。ググッと気温が下がり、秋ですね~。

 

秋と言えば夜が長くなり、読書でもって気分になりますが・・・おねがい

 

 

「うちの子、ぜんぜん本を読まない!滝汗

「読書が嫌いみたい・・・ゲロー

「サッカーばっかりで大丈夫!?えーん

 

 

こんなお悩み、お持ちじゃありませんか? 

 

 

先日ある雑誌で、これからの子どもに必要な力は「文章作成力」だと特集されていました。

東証一部上場企業へのアンケートによると、「文章作成力が重要」との回答が86%にものぼったそうで・・・

 

そのために必要なこととして、大学教授の方が「SNSなどで短い文章ばかりに慣れてしまっているのが問題。読書が必要」との見解を述べておられました。

 

 

それは、保護者達も、重々承知でありまして、

私は小学校の読み聞かせボランティアを5年ほどしているのですが、

 

「どうしたら本が好きな子になる??」 と聞かれます。

 

ズバリ、それは・・・

 

「自分に合った本に出合うこと!」

 

が近道なのではないかと思います。

しかし、自分に合う本に出合うためには、まず読んでみなければなりません。

読まないから出会わない、出会わないから読まない・・・負の連鎖です。

 

 

これを断ち切るためには、

「面白かったよ!っていう本を読むこと(読ませること)」です。

 

特に友達や親が影響大。

 

 

だいたい学校で一人の子がおもしろい!って言い出すと、あっという間にその本がブームになりますよね~。

 

 

私は5,6年の読み聞かせ(持ち時間10分)では、絵本ではなく、小説の一部分とか、ノンフィクションの一部分を読むことにしています。

 

 

その中で、子どもの食いつきが良かった本、

そして親が読んでも面白い、

その上泣ける!(親が)

一冊(シリーズ)をご紹介しますね。

 

 

 

こちらの、はらだみずき著「サッカーボーイズ」シリーズです!

 

 

 

サッカーボーイズは大人向けの角川文庫版と子ども向けの角川つばさ文庫版があります。

 

 

 

こちらの「サッカーボーイズシリーズ」何が良いかって・・・

 

お話しがなかなかリアルなんです!

そして泣けるんです!(親が)

 

 

少し昔に出版された本なので、ジュニアでも11人制のサッカーをやっているという点ではちょっと違うのですが、それ以外には

 

 

・コーチがリアルに「こんな人いるいる~!」である。

 

・主人公がエリートサッカー少年ではなく、ごく普通からちょっと上手くらいの選手。

 

・チームメイトが「いるいるこういう子~!」である。

 

・6年生を送る会に始まり、全日(全日本少年サッカー大会)やら卒業試合やら新人戦やら・・・いつも私たちが目にする大会、思い出のある大会がたくさん出てくる。

 

 

 

親としては、とにかく、息子たちのチームとダブって見えて、涙。

トップページの6年生を送る会で、去年の事を思い出して既に涙。

 

 

この本の一場面を読み聞かせすると、

最初は興味なさげだった男子も、

顔はそっぽ向きつつ、耳をそばだてて聞いています。

 

6年生に一人混じって出場していた5年生にPKが回ってきて、

試合の行方を決定づけるひと蹴り!

というシーンでは、30人が息をつめて聞いているのがわかります。

 

頭の中では、自分や自分の友達なんかが

ボールを追いかけている映像で再生されているのかな照れ

 

 

 

主人公の姿に共感する子も多いようです。

 

 

お話しは、主人公遼介が5年から6年になる春を迎える場面から始まります。

 

遼介は4,5年とキャプテンを頑張ってきたのに、6年になるという時にチーム内の多数決でキャプテンになれず。

 

良きライバルでバディ的存在と思ってきたチームメイトは市の選抜チームに選ばれ、

自分は選ばれず。

置いてきぼり感に凹み。

 

思うようなプレーができず。

 

試合ではベンチから監督に怒鳴られ続け。

 

 

「もっとうまくなりたい、

その気持ちは今も変わらない、

でも、今の自分は昔のようにサッカーを楽しむことができていない。

どうしてだろう。

どうして、そうなってしまったのだろう。」(一部本文抜粋)

 

 

そんなことを思いながら、全日(全日本少年サッカー大会)の初日を迎える。。。

 

 

さぁ、どうなる遼介!!

 

・・・・と、こんな風に、どこのサッカー少年のご家庭でも一度や二度は経験したことのあるような場面が続きます。

 

最初、なんかイヤな感じだった監督にも、それなりの理由もあり、

監督も一人の人間だもんな、なんて思ったり。

 

新しく現れたコーチの言葉に、またまた涙したり(泣いてばっかりかよっ)

 

一冊が1年という分かりやすいお話しの展開。

 

13才になり、14才になり、そして15才・・・

 

 

・・・青春だよね。

・・・いいよね、青春。

 

まずは、お父さんお母さんが読んでみてください。

 

そうすると、子どもも「なんだろう、あの本」みたいに思うので、

 

「あんたたちの事みたいで、泣ける。。。ちょっと読んでみて」かなんか言ってみてください。

きっとお子さんも興味わくハズ。

 

一度ハマればしめたものです。

 

絵本から小説へ切り替わるころの年齢で、

自分が面白いって思える本に出合えるかどうかは、

その後、本を積極的に読むようになるか、ならないかに

大きく関わってくる気がします。

 

とはいっても、サッカーボーイズシリーズが全ての子どもに「刺さる」とは

限りません。

 

好みがありますもんね。

 

また、いろいろ紹介できたらな~と思いますチュー

 

長文、お付き合いありがとうございましたラブラブ

 

★marの記事はこちら ジュニアサッカーニュース ★

★今、もりあがっている福岡の大会を覗いてみたい方はこちら 福岡少年サッカー応援団

この記事を書いたライター

統括編集長/オウンドメディア事業部江原 まり
長野県出身。
ライター歴11年。
子育て系メディアにて、主に教育、引越し、子育て全般についてのコラムを100本超執筆。
2016年からジュニアサッカーNEWSにて執筆開始。
2017年10月より副編集長、2019年4月より統括副編集長/戦略事業部。
2022年1月より統括編集長/オウンドメディア事業部。

自身もサッカー少年の母です。
保護者目線で「保護者が知りたい情報」を迅速にお届けするため、日々奮闘中。

いろいろな方の貴重なお話を直接聞けるこのお仕事にわくわくさせてもらっている毎日です。

できるようになりたいこと、勉強したいことが山のようにあります。
一つずつチャレンジしていきたいと思います。
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