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2015年度 U-16日本女子代表「AFC U-16女子選手権」に向け中国入り 7・8日目レポート

AFC U-16女子選手権を目前に控えたU-16日本女子代表が1日(日)、開催地である中国に到着しました。夕方に日本を発ち、約5時間の移動を経て武漢入り。5日(木)に行われる初戦・ウズベキスタン戦に向けて最終調整を行っていきます。

7日目 トレーニング

中国でのトレーニング初日となった2日(月)は、ジョギングからスタート。汗を流して、前日の移動の疲れを取り除きます。ジョギングを入れながらパス回しをした後、最後は約100メートルの往復を1セットとした走り込みを10セット行いました。

午後はパス回しから始まり、パス&コントロールといった基本的な技術を磨いた後、ゲーム形式のトレーニングを行い、この日の活動を終えました。

AFC U-16女子選手権の連覇を目指すとともに、2016年にヨルダンで行われるFIFA U-17女子ワールドカップの出場権獲得を目指すU-16日本代表。世界への切符は上位2チームに限られています。

日本はグループステージでウズベキスタン、チャイニーズ・タイペイ、朝鮮民主主義人民共和国と対戦。準決勝は12日、決勝は15日に行われます。

選手コメント

小野奈菜 選手(日テレ・メニーナ)
中国に来て初めてのトレーニングで、午前中はグラウンドに慣れるためにパス練習をしたり、たくさん走りました。きつい走りでも、みんなで声を掛け合って乗り越えることが出来たので良かったです。午後は、ポゼッションを中心に練習し、チームでどのようにボールを奪いにいくかの声掛けができましたし、ボールを奪われた後の切り替えも早く出来ました。試合まで時間が少なくなってきているので、一回一回の練習を大切に、良い状態で試合に臨めるようにしたいです。

宝田沙織 選手(セレッソ大阪堺レディース)
昨日、ホテルには夜10時頃到着し、食事のあとはすぐに寝ました。今日の午前中はたくさん走って汗を流し、午後はボール回しやポゼッションなど戦術的なことを行いました。初戦の試合まであと3日しかないので、より一層集中力を高めて調整をしたいと思います。

三浦晴香 選手(浦和レッズレディースユース)
中国の食事やグラウンドの状態は日本とは異なり、環境も変わります。その中でもしっかりと食べたり、早くグラウンドに慣れなければ、試合で戦えないと思います。残り少ないトレーニングに集中して取り組み、良い結果を残したいです。

金平莉紗 選手(日ノ本学園高校)
中国へ来て2日が経ちました。移動では、空港も日本とは異なるシステムで、驚くことが多かったです。午前は、移動で疲れた体に負荷をかけてコンディションを調整しました。午後は、ボール回しやポゼッションのトレーニングをし、汗を流しました。初戦まであと3日しかありませんが、切り替えて、優勝するために集中してトレーニングに取り組みます。

8日目 トレーニング

午前は気分をリフレッシュするため宿舎周辺を散策し、中国の文化に触れることができました。GKの米澤萌香選手は、「中国の活気ある町並みに圧倒されました。」と話していました。午後は曇り空の中、ステップワークを中心としたアジリティトレーニングからスタート。ただメニューをこなすのではなく、ステップ1つ1つを意識して取り組みます。その後、6人1組となり、ビルドアップを意識した攻撃のトレーニングを実施。最後には2日後に控えた初戦を意識した紅白戦を行い、約1時間半でトレーニングを終えました。

選手コメント

MF #17 菅野奏音 選手(日テレ・メニーナ)
今日は、昨日とは異なるグラウンドでのトレーニングでした。なかなか慣れない環境の中でのトレーニングでしたが、集中して練習することが出来ました。しかし、まだ気持ちの部分やパスの質などの細かい修正が必要なので、明日のトレーニングで改善していきたいです。初戦まであと1日ですが、1つ1つのトレーニングや食事を大切にしていきたいです。

DF # 39 牛島理子 選手(日ノ本学園高)
今日のトレーニングは、ステップやパスを行ってから守備の確認とシュート練習をして最後にゲームをしました。大会の試合時間と同じ時間帯でのトレーニングでしたが、アップの時には岡本コーチに言われてからでないと、トレーニングの質を上げることができませんでした。言われたことだけをやるのではなく、自分たちで出来るようにしたいです。明日のトレーニングも、もっと質の高いものにし、良い状態で大会を迎えて絶対に優勝したいです。

DF #5 高平美憂 選手(JFAアカデミー福島)
午後のトレーニングでは、主に3つのテーマをもって取り組みました。そのテーマは、ポゼッション、シュート、ゲームです。このトレーニングの中で、私は課題を見つけました。それは、キックの精度です。フォワードに対して蹴る時に、頭に合わせないといけないのに、手前にボールが落ちてしまうことが何回かありました。この課題を次のトレーニングから改善していきたいと思います。そして、初戦に向けてチームが1つになりたいと思います。

スケジュール

10月27日(火) PM トレーニング
10月28日(水) AMトレーニング /?15:30 ?トレーニングマッチ vs 神奈川大 (女子)
10月29日(木) AM/PMトレーニング /?15:30?トレーニングマッチ vs JFAアカデミー福島 (女子)
10月30日(金) AM/PM トレーニング
10月31日(土) AM/PM トレーニング
11月1日(日) AM トレーニング
11月2日(月) AM/PM トレーニング
11月3日(火) AM/PM トレーニング
AFC U-16女子選手権中国2015
11月4日(水) AM/PM トレーニング
11月5日(木) 15:00 vs ウズベキスタン (Xinhua Road Stadium)
11月6日(金) AM/PM トレーニング
11月7日(土) 15:00 vs チャイニーズ・タイペイ (Xinhua Road Stadium)
11月8日(日) AM/PM トレーニング
11月9日(月) 15:00 vs 朝鮮民主主義人民共和国 (Xinhua Road Stadium)
11月10日(火) AM/PM トレーニング
11月11日(水) AM/PM トレーニング
11月12日(木) 15:00/19:00 準決勝 (Xinhua Road Stadium)
11月13日(金) AM/PM トレーニング
11月14日(土) AM/PM トレーニング
11月15日(日) 15:00/19:00 3位決定戦/決勝 (Xinhua Road Stadium)

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参照・引用:日本サッカー協会(7日目8日目
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この記事を書いたライター

株式会社グリーンカード統括責任者/事業戦略部梅野 唯
1986年生まれ。愛媛県松山市出身。福岡市在住。2014年4月株式会社グリーンカード入社。統括責任者/事業戦略部。

2019年はグリーンカードに新たな仲間が加わり、新規事業が立ち上がり、会社としては大躍進の1年でした。

2020年は2019年に動き出した事業を本当に人の役に立つものにできるよう磨き上げていきたいと思います。

ジュニアサッカーNEWSは今後も多くの皆さんに喜んでいただけるよう精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします!

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