猛暑といわれる日が続きそして雨模様、不安定なお天気が続いていますがもうすぐ2017年度の埼玉県高校選手権(2017年8月20日(日)~8月27日(日))が始まろうとしています。参加しているすべてのチームが埼玉県の頂点を、そして全国を目指して日々練習していることと思います。
そこで、今回は2016年第95回埼玉県高校選手権埼玉予選でベスト8に勝ち上がったチームについて紹介します。
なお、所見に関してはいただいた情報や過去の戦績をもとにしていますが、あくまで個人的な感想ですので参考程度にしてください。
◎2016年 第95回 埼玉県高校選手権埼玉予選 結果◎
優勝:正智深谷
準優勝:浦和南
3位:昌平・西武台
◎ベスト8◎
正智深谷
浦和南
昌平
西武台
武南
大宮南
聖望学園
埼玉平成
【正智深谷】
2016年度は「2年連続3度目の栄冠」を見事勝ち取った正智深谷。相手に隙を与えず、一瞬の隙をつくという戦いを見せてくれたのもこのチームでした。高校サッカーというとみなさんもご存知の通りこのチームの名前が上がるほどの『常連校』となっています。次へのステップアップのために、また一層の努力をしていることでしょう。
2017年度高校総体(インターハイ)では、惜しくも西武台に2-1で負けてしまい悔しい思いもしましたが正智深谷の意地でベスト8を勝ち取りました。高校選手権埼玉県予選に向けてどのような戦術で挑んでくるのかとても楽しみです。
【浦和南】
参照サイト:2016年度準優勝時の時のもの引用高校サッカードットコムHP
2016年度の選手権埼玉県予選11年ぶりの決勝進出を果たして見事準優勝を掴みました。準々決勝ではPK戦ののち勝者となり、決勝ではまたまたPK戦で息をのんで臨みましたが、悔しくも負けてしまいました。しかし、試合内容に感動し涙を流した方もきっと多いことだと思います。
本年度より県内の公立では初となる人工芝を使用したコートで気持ちも新たに練習をしていることでしょう。また、数年前より二軸サッカー法を積極的に取り入れて練習を行っているチームです。
2017年度のインターハイ初戦1回戦を勝ちあがるも2回戦で0-1、相手チームにわずか1点の差でゴールを許してしまいました。とはいえ選手権では、浦和南の真っ向から戦う姿をグランドで見ることができるでしょう。
【昌平】
関東大会の『覇者』ともいわれる同校。ご存知の方もいらっしゃることですが、あの元日本代表柴崎岳選手を育てた同校監督の藤島崇之監督の指導で知られています。
2017年度のインターハイ埼玉予選では見事に優勝を勝ち取りました。準決勝では無失点での勝ち、決勝では相手チームに先制されるも前後半2点づつをゴールし全精力を注いだ形の結果になりました。
本年度選手権埼玉予選ではインターハイ県予選1位の雄姿を見せてくれることでしょう。「For the team」追及・進化・挑戦、チームの一体感をチームのスローガンにしているようにこれからも期待大のチームです。
【西武台】
2015年度に新人戦、関東大会、総体と3冠を極めたという記憶は新しく、常に進化しているといってもいいチームでしょう。先日の「JTS SUMMER CUP2017」では優勝という成績を残しました。
2017インターハイ県予選では、2年ぶりに全国総体出場を狙い準々決勝まで勢いに乗り勝ち進みました。準決勝では後半44分相手チームに1点を許してしまい、0-1で敗戦してしまいましたが堂々と4強入りを果たしました。
2016年度高校選手権県予選は3位の成績でしたが今年はどこまで上り詰めるのかが楽しみなチームです。
【武南】
全国高校サッカー選手権に出場することを最大の目標にしているというように、全国高校サッカー選手権出場最多記録(20回)を誇るチームです。2016年度の選手権埼玉県予選では準々決勝敗退となりましたがこの雪辱を晴らしに今年は挑んでくることでしょう。
2017年度のインターハイでは準々決勝に惜しくもPK戦で敗れてしましました。ともあれ伝統校の意地を見せつけに参戦してくることでしょう。
【大宮南】
2017年度のインターハイはベスト16で幕を閉じました。ですが大宮南のサッカー部の練習は週6日、日々努力を積み重ねています。
2016年度の選手権埼玉予選は準々決勝の舞台も経験しました。2017年度高校選手権埼玉予選には、大宮南の歴史を変えるためにも努力を見せつけに突進してくることでしょう。注目したいチームです。
【聖望学園】
2016年度 学校総合体育大会兼全国高校総体サッカー大会埼玉県予選を準優勝で初の全国大会に出場しました。2回戦では後半に2得点を入れ、PKも5人成功し勝利を目前にしましたが惜しくも6人目で失敗をしてとても悔しい思いをしたことでしょう。とはいえ強豪校ともいわれるチームを破ったことも記憶に新しいと思います。初出場ながら全国に名を馳せたことは間違いないでしょう。
2017年度のインターハイの戦績は2回戦にて敗退してしまいました。このことを胸に、選手権予選に参戦してくると思います。攻撃サッカーが同校のスタイルとあるように、攻撃→全国制覇を目指し、見てくれる人を喜ばせてくれることでしょう。
【埼玉平成】
2017年度のインターハイ県予選では、西部予選を勝ち進みましたが、ベスト16の戦績で幕を閉じました。また、2016年度選手権県予選での、自分たちのサッカースタイルに持ち込むのに苦労し、苦い思いをしたということで今年はどのように臨んでくるのかが楽しみです。
ベスト8からステップアップしベスト4、そして頂点へとチームが一丸となる姿を見ることができるでしょう。
2016年度の埼玉新人大会の結果
◎ベスト8◎
正智深谷
浦和南
西武台
昌平
武南
大宮南
埼玉平成
聖望学園
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今回紹介した8校は2016年度高校選手権埼玉予選でベスト8に輝いたチームでしたが、出場するすべてのチームに優勝を掴み取り、全国大会への切符を手にするチャンスがあります。まもなく開幕となりますが前進する雄姿たちを見守り、一緒に応援したいと思います。選手のみなさん頑張ってください!