サッカー道具支援のお願い
グリーンカードが行っている「LINE速報グループ」にて、4月23日(土)、熊本地域のチームの方から次のような切実なお願いをいただきました。
はじめまして。
熊本県の宇土市で小1~6年生対象にクラブチームを運営しております。
熊本は今年で小学校の部活が廃止になり社会体育化を迎えます。
昨年前倒しでクラブを設立し本年度から沢山の子ども達が加入予定でしたが、その折り今回の熊本地震に被災してしまいました。加入を検討していたご家庭も練習着やスパイク、ボールを揃えている場合ではないご家庭もあり、子どもが泣く泣く断念するところもあると聞いています。
チーム再開をした時に色んな子ども達がサッカーをはじめる環境を作りたいので、もしよろしければ皆さんのお力をお借りして、お子様が昔使って小さくなって使えなくなったような中古のサッカー道具を譲っていただけないかと思っております。
まわりの新しく立ち上げたチームにも配れたら、と思っております。
①練習着(上、パンツ、ハーフパンツ等)
1〜3年生50着
4〜6年生100着
②スパイク、トレシュ
20〜23cm前後50足
23〜25cm100足
③4号球50個
④スポーツバッグ50個宇土地区だとこれぐらいあれば、やりたい子がはじめられる様な気がします。チームだけでいくと半分もあれば充分です。
もう少し数があってもいいかもしれませんが。熊本市や益城、阿蘇、大津のチーム関係者さんもあると助かるご家庭はあるかもしれません。
家や避難所にいて子ども達もストレスがたまっているみたいで木曜日午前、午後にわけて計5時間ほど子ども達集めてサッカーをやったら30人ずつぐらい集まりましたから、何かチームとして出来ることはないかなと思っております。
少しでもご協力いただけると有り難いです。
支援にあたって
被災された方々は、まず生活を元通りにするために動かねばなりません。正直、子どものサッカー道具を揃える余裕はない方も出てきていると思います。
被災地では、
・落ち着いて眠れない
・常に人の目がある
・余震等の影響
のために過剰なストレスを抱える状態が4月14日以降続いていると聞きます。
ライフラインの復興は進みつつあるようですが、今まで外を駆け回っていた子どもたちが窮屈な避難所生活を強いられているストレスは想像に余りあります。
保護者の方々も、そんな子どもたちを見てやるせなく、辛い思いをされていることでしょう。生活の復旧が最優先であることはもちろんですが、それでも、子どもにサッカーをやらせてあげることのできない現状に悲しみを覚えていらっしゃる保護者もたくさんいらっしゃることと推測いたします。
そんな方々の生活を、及ばないながらも少しでも支援したいと思い、グリーンカードではサッカー道具の支援を呼びかけたいと思います。
支援方法について
募集するもの
新品でなくて構いません。お子さんが昔使って使えなくなったりサイズアウトしたものでよいそうです。
①練習着(上、パンツ、ハーフパンツ等)
1〜3年生
4〜6年生
※高学年のユニフォームはおかげさまでたくさん寄付いただきました。低学年のユニフォームが足りません。ご協力ください。
②スパイク、トレ―ニングシューズ
20〜23cm前後
23〜25cm
③4号球
④スポーツバッグ
送付先
〒819-1312
福岡県糸島市志摩初30 2F
(株)グリーンカード 宛
電話番号:092-519-4636
※恐れ入りますが、弊社までの送料はご負担くださるようお願いいたします。
みなさまから送っていただいた支援物資は、弊社が責任を持って必要とされている熊本地域のチームにお届けします。
送付期限について
第1期:5月8日(日)まで 5月11日(水)までに延期します。5月14日(土)に熊本に送る予定です。
5月4日、5日、8日に福岡で開催予定の「熊本・大分震災応援チャリティジュニア個サル」にて持ち込みによる支援物資の受付を行います。
そこでいったんまとめ、早急に必要とされているチームに送りたいと思います。
5月4日、5日、8日 熊本・大分震災応援チャリティジュニア個サルを開催します!!
追加募集はまた行う可能性があります。よろしくお願いいたします。
被災している暮らしの中で、子どもたちにストレス発散の場を送るためにも、ご協力よろしくお願いいたします。
早速サッカー道具を送っていただきました
5/6更新!福岡でチャリティジュニア個サルを開催しました。たくさんの方にご参加・ご来場いただきました。各種サッカー道具もたくさん寄付していただきました。ありがとうございます!
当事務局に郵送で続々とサッカー道具の寄付が届いております。温かいメッセージやお写真もたくさんいただいております。被災地に皆様の想いも一緒にお届けしたいと思います。
5/2更新!北海道と埼玉からたくさんのサッカー道具を送っていただきました。ご協力いただき誠にありがとうございます。
支援してくださった方からのメッセージを一部紹介させていただきます。
この度の震災にあわれて避難されている皆様に謹んで御見舞い申し上げます。
わたくしも地元で子供達にサッカーを指導している一人です。
震災が原因で好きなサッカーをできない子供達が居るとのことをフェイスブックで拝見しました。
サッカーだけでなくその他の生活も早く通常の生活にもどっることができますよう心よりお祈り申し上げます。
ご協力いただき感謝いたします。皆様から送っていただいた子供たちのサッカー道具は責任を持って現地に送らせていただきます。
最後に
被災地の子どもたちにサッカーを届けるために、ご協力をよろしくお願いいたします。
私事ですが、我が家でもさっそく息子のサイズアウトしてしまったものたちをピックアップしました。
現地では洗濯もままならないと思います。私たちの手元からできることを考えてみたいと思います。
【緊急告知】熊本地震の義援金を募っている団体をご紹介します!1日も早い「サッカーと過ごすいつもの生活」のために!(ジュニアサッカーNEWS)
photo: TomenoNaoki