4月18日(火)にU-14 日本女子選抜はAFF U15 女子選抜トーナメント 2017 グループA 第2戦でU-15韓国女子代表と対戦し、惜しくも1-4で敗れましたが試合終了まで決して諦めないなでしこ魂を見せてくれました。
EAFF U15 女子選抜トーナメント 2017 グループA 第2戦 vs U-15韓国女子代表
2017年4月18日(火) キックオフ11:00 試合時間70分(35分✕2)
Jinshan Sports Center No.4Pitch(中国/上海)
U-14日本女子選抜 1-4(前半0-2、後半1-2) U-15韓国女子代表
得点
14分 失点
31分 失点
48分 失点
60分 失点
70+1分 得点 太田萌咲(JFAアカデミー福島)
スターティングメンバー
GK:服部茜汐香
DF:四海結稀奈、村田かえで、及川小枝、平中響乃
MF:有吉愛海、大宮央、山下朝子、宗形みなみ
FW:窓岩日菜、宮林桜生
サブメンバー
GK:草苅希羽
DF:石川璃音、坂部幸菜
MF:藤野あおば、太田萌咲、天野紗、佐藤千優
FW:愛川陽菜
交代
HT 服部茜汐香 → 草苅希羽
HT 窓岩日菜 → 愛川陽菜
42分 宗形みなみ → 坂部幸菜
42分 宮林桜生 → 太田萌咲
42分 村田かえで → 藤野あおば
55分 四海結稀奈 → 石川璃音
55分 山下朝子 → 天野紗
64分 大宮央 → 佐藤千優
マッチレポート
U-14 日本女子選抜は初戦で勝利を収めた中国戦から一日置いた18日(火)、大会2戦目となる韓国戦を迎えました。選手たちは韓国の初戦を視察し自ら分析を行い、全員で準備をして試合に臨みました。日本女子選抜は前半に2失点し、後半に入ってさらに追加点を許す苦しい展開となりました。アディショナルタイムでようやく1点を返したものの試合は1-4で70分の戦いを終えました。
悔しい結果となりましたが、この悔しさや課題、そしてここまでの遠征で得た成果を活かせるよう、20日(木)、大会最終戦となる朝鮮民主主義人民共和国戦へ臨みます。
コーチ・選手コメント
利光ちはる ナショナルトレセンコーチ/カティオーラフットボールクラブ
中国での活動は折りかえしを迎えました。試合の合間に様々な取り組みを行うことで、チームの一帯感が築き上がりつつあります。なかでも成果としては、対戦国の分析をグループディスカッションすることで、ピッチでの具体的なコーチングの声を発することができるようになってきたことです。寝食をともにすることで、お互いの個性を理解し合えるようになってきました。2戦目の韓国戦の立ち上がりは、日本らしくボールを保持しながら優位に試合を進めていましたが、パススピードの弱さからパスカットされる場面が多くなり、相手に主導権を渡すことになりました。韓国と日本の差は、ゴール前での迫力や球際の厳しさでした。それでも、試合終了間際の1得点は、最後まで諦めない「なでしこらしさ」を感じました。3戦目に向けて、チームコンセプトの「全員攻撃、全員守備」の再確認をしていきたいと思います。
宮林桜生 選手(北海道リラ・コンサドーレ)
私はFWとしてプレーしましたが、韓国のセンターバックはとても背が高くパワーがありました。私は、相手DFがボールを持った時、連続してボールを奪うことと、仲間がボールを持った時、動き出しをはっきりすることを意識してプレーしました。試合は敗れてしまいましたが、良かったプレーは続けて、うまくいかなかったプレーは明日からの練習で改善して、次の試合は絶対勝ちたいです。今日で中国遠征の半分が終わり、最初の頃は食事など慣れない部分がありましたが、時間が経つにつれ慣れてきました。自分のチームに戻ってからも、ここでの経験を活かしながら、世界を意識してプレーしていきたいです。
宗形みなみ 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース
私は右サイドハーフでプレーし、韓国のキーマンとなる選手とマッチアップしました。韓国は全体的にパワー、スピードがありました。しかし、ワンタッチのパスなどいつもより早くして、プレッシャーをうまくかわすこともできました。私は裏に抜けたり縦にしかけたりすることが得意で何回かチャンスを作ることができましたが、中に入ることが苦手で、難しかったです。今日で中国遠征が半分終わりました。サッカーでは日本では感じられないプレッシャーなどを体験することができました。食事では、日本と違うものが多くあり、慣れるまでに時間がかかりましたが、慣れてくるとバランス良く摂ることができるようになりました。ここまでで出た課題を明日のトレーニングで改善し、次の朝鮮民主主義人民共和国との対戦につなげていきたいです。
有吉愛海 選手(福岡女学院中学校サッカー部)
昨日、韓国と朝鮮民主主義人民共和国との試合をみんなで分析し、韓国を担当した選手の分析を聞いて、プレースタイルなどを把握して臨みました。しかし、前半から韓国の選手に押し込まれてしまい、2失点をしてしまいました。後半、みんなで点をもぎ取ろうと試みましたが、韓国を抑えきれずにさらに失点をしてしまいました。諦めず、攻撃に参加しようとしましたが、ボールに触れる回数が少なく、思うようなプレーができませんでした。内容も結果も、自分にとってとても悔いの残る試合になりました。なので、明後日の朝鮮民主主義人民共和国との試合は絶対に負けられません。自分が点を取り、勝ってみんなで喜び合いたいです。中国遠征もあっという間に半分が過ぎてしまいました。まだ自分のプレーを100%出し切れていないので、残り半分、ひとつひとつのプレーを大切にして頑張りたいです。
スケジュール
4月15日(土) TBC トレーニング
4月16日(日) 2 – 1 vs 中国(Jinshan Sports Centre – JSC)
4月17日(月) TBC トレーニング
4月18日(火) 1 – 4 vs 韓国(Jinshan Sports Centre – JSC)
4月19日(水) TBC トレーニング
4月20日(木) 15:00 vs 朝鮮民主主義人民共和国(Jinshan Sports Centre – JSC)
4月21日(金) TBC EAFFプログラム
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連情報
U-14日本女子選抜 初戦を白星で飾る(上海) EAFF U15 Girls Tournament 2017
JFAエリートプログラム U-14日本女子選抜 中国遠征メンバー発表!
最後に
対戦成績1勝1敗となりましたが、最後の一戦、対 朝鮮民主主義人民共和国 に勝って
有終の美を飾ってください。頑張りましょう。
参照:日本サッカー協会