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平成最後に初の連覇なるか?2018年度第28回バーモントカップ 見どころ特集

▲今年この金の紙吹雪をあびるのはどこのチームか?(写真は2017年度優勝PIVO)

今回で28回になりますが、いまだ連覇のないバーモントカップ。今年初めてその偉業を打ち立てるのか、それとも「連覇なし」の伝説はまだ続くのか。

現在までの最多優勝は東京都の7回。最近では東海の伸びが著しく、ここ3年は愛知ー兵庫ー静岡が優勝を決めています。今年の全国大会はどこが優勝の栄冠に輝くでしょうか。

1位:東京都 7回
2位:北海道 4回
2位:静岡県 4回
4位:茨城県 3回
5位:埼玉県 2回

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2年生1人、3年生2人!登録メンバーの学年内訳

順当に6年生の多いバーモントカップ登録選手ですが、今回最年少は2年生の選手がいます。最上級生が出る全国大会に下のカテゴリーに所属しながら出る選手が5人に1人の割合でいます。貴重な経験を積み、来年度以降の主力選手となってくるでしょう。一番広い年齢層の登録選手がいるのは京都府代表のガット2008 U-12です。このU-8、U-9世代の選手たちがフロアデビューするかどうかも見どころの一つです。

3年生登録選手
京都  ガット 2008 U12 背番号 3 FP  原田 爽潤選手
福岡 エリア伊都フットボールアカデミーU-12  背番号17  FP 和田 彪冴選手

2年生登録選手
京都  ガット 2008 U12  背番号16  FP  山﨑 峨穹選手

「駒沢のフロアに2年連続」は32名

昨年度に引き続き駒沢オリンピック体育館のフロアを踏む選手は32名います。

2年連続で県代表になっているチームは、このほか2つあります。奈良県代表 ディアブロッサ高田と、愛知県代表 ブリンカールです。この2チームは2017年度の登録選手は全員6年生だったため、今年度は登録選手で連続して出場する選手はいません。

なお、島根県代表のガッツN.K.島根は、FC斐川(昨年度バーモントカップ島根県代表)、仁多FC、加茂SSSの選抜チームのため、2年目としてFC斐川の選手をカウントしています。

2年連続で駒沢を踏む選手たち

都道府県 チーム名 背番号 ポジション 氏名
青森  青森FC U-12 7 FP 泉山 周仁
青森  青森FC U-12  9  FP  大沢 悠真
青森  青森FCU-12  10 FP  鳴海 龍之介
山形  山形FCジュニア  4  FP  稲田 英太
山形  山形FCジュニア  7  FP 横山 笑愛
山形  山形FCジュニア  9  FP 長瀬 和大
山形  山形FCジュニア  10  FP 今野 聡一郎
山形  山形FCジュニア  11  FP 冨坂 優仁
千葉 柏レイソルA.A.トーア’84  2  FP 奈須 琉世
神奈川  FCパーシモン  4  FP 増田 遥希
神奈川  FCパーシモン  10  FP 矢越 幹都
埼玉  江南南SS  1  GK 佐藤 稜亮
埼玉  江南南SS  10  FP 上西 遥喜
山梨  ASコーフ・フットサル・クラブ  7  FP 保坂 知希
静岡  ピヴォ  9  FP 吉川 修平
静岡  ピヴォ  15  FP 鵜澤 浬
京都  ガット 2008 U12  4  FP 古賀 友将
京都  ガット 2008 U12  14  FP 原田 闘心
京都  ガット 2008 U12  17  FP 三輪 京介
京都  ガット 2008 U12  30  FP 山崎 徠桜
京都  ガット 2008 U12  33  FP 木原 悠吾
京都  ガット 2008 U12  81  FP 松本 誠也
滋賀  ルーツフットサルクラブ  7  FP 桐原 惺琉
滋賀  ルーツフットサルクラブ  8  FP 力石 龍之介
滋賀  ルーツフットサルクラブ  11  FP 谷口 慧敏
兵庫  西宮サッカースクール  8  FP 長田 叶羽
兵庫  西宮サッカースクール  10  FP 安藤 陸登
山口  FCリベルダーデ山口  9  FP 四元 龍馬
山口  FCリベルダーデ山口  10  FP 重長 颯太
山口  FCリベルダーデ山口  14  FP 田坂 大知
島根  ガッツN.K.島根  9  FP  黒田 滉稀
島根  ガッツN.K.島根  10  FP  須田 悠斗
佐賀  ソルニーニョ  34  FP  古賀 来飛

2017年度にも出場したチーム(2017年度)
柏レイソルA.A.TOR’82
gatt 2008
FCリベルダーデ山口
ディアブロッサ高田FC
ジュニアフットサルクラブ・PIVO
山形FC
青森FC

参照:JFA

今年の選手は「平均身長の幅内」

2018年度バーモントカップ全国大会への登録選手は学年を考えあわせると平均的な身長になりました。
※これらはJFAの公式発表に基づくものですが、FFPのときやトレセンのとき、必ず「身長、体重は自己申告によるものなので実際とは違います」という声が寄せられます。4月の身体計測のときの身長を報告する選手が多いようで、そこからまたさらに背が伸びているという声もあります。そのため、今回も事実と違う可能性があるかもしれません。あくまで参考程度にしてください。

身長のある選手がボールを競り合うときに有利なのはサッカーもフットサルも変わらないのですが、身長のある選手にボールをフィードする選手の発見も見どころのひとつです。個人差の大きな小学生において、体格の差は個性です。個性を生かしてフロアを駆け回る選手たちの体の活かし方は全国のジュニアの参考になるのではないでしょうか。

連覇の可能性はPIVO、過去優勝チーム4チーム出場!

いまだかつて連覇のないバーモントカップ。今年度も出場したPIVOが史上初の2連覇を成し遂げる可能性に注目です。また、昨年度(5年生時)にJCカップ優勝、今年度のダノンネーションズカップにも優勝している江南南が今回一番の注目ではないでしょうか。サッカーとフットサルとは違うので、どのような対策をしてくるかも含めて見どころ満載です。

グループA

ヴィトーリア目黒FC(東京)
旭丘FC(石川)
レノヴェンスオガサFCJr(岩手)
小野FC(愛媛)

グループB

ガッツN.K.島根(島根)
青森FC U-12(青森)
エリア伊都FA U-12(福岡)
太田南FC(群馬)

グループC

ディアブロッサ高田FC U-12(奈良)
エスピーダ旭川(北海道②)
広原SSS(宮崎)
江南南SS(埼玉)※2004年度・2014年度優勝チーム 

グループD

ガット2008 U-12(京都)
ソルニーニョFC(佐賀)
釧路コンバット(北海道①)
ASコーフ・フットサルクラブ(山梨)

グループE

柏レイソルA.A.トーア’82(千葉)
エル・オウロUK(新潟)
丸亀城東SS(香川)
西宮SS(兵庫)

グループF

アヴァンツァーレ仙台SC(宮城)
レ・ブルー(広島)
一身田FC(三重)
明野東SSS(大分)

グループG

FC角館セレジェスタJr.(秋田)
鳥取KFC U-12(鳥取)
鹿島アントラーズJr(茨城)※2013年度優勝チーム
伊敷FC(鹿児島)

グループH

カベッサ熊本U-12(熊本)
FCリベルターデ山口(山口)
ブリンカールFC(愛知)※2016年度優勝チーム
山形FCJr(山形)

グループI

ピヴォ(静岡)※2017年度優勝チーム
ルーツフットサルクラブ(滋賀)
松茂SS リベルテSC(徳島)
春江町SSS(福井)

グループJ

ヴァリエンテ富山Jr(富山)
大阪市ジュネッスFC(大阪)
介良SSS(高知)
祖母井クラブ(栃木)

グループK

アルマフットサルクラブ(和歌山)
有明JFC(長崎)
アンテロープ塩尻Jr(長野)
FCパーシモン(神奈川)

グループL

会津サントスFCJr(福島)
比屋根FC(沖縄)
アヴァンサールFC(岡山)
翼SCレインボー垂井U-12(岐阜)

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    最後に

    平成最後のインターハイが終わり、次はバーモントカップが始まります。広い体育館を所せましと使う彼らには、どんなストーリーが待っているでしょうか。

    昨年度は観客席も取材させていただきましたが、チームは違っても我が子を応援する気持ちはみな同じでした。どうぞ3日間、選手・指導者・保護者のみなさま、精いっぱい頑張ってください!

    この記事を書いたライター

    JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
    Maki Mizushita
    群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。2023年1月からメディア部門責任者。ジュニアサッカー応援歴17年。フロンターレサポ(2000年~)

    元少年サッカー保護者、今は学生コーチの親となりました。
    見守り、応援する立場からは卒業しましたが
    今も元保護者たちの懇親会は非常に楽しいです。

    お子さんのサッカーがもたらしてくれるたくさんの出会いと悲喜こもごもを
    みなさんも楽しんでくださいますように。

    コメント一覧

    • Comments ( 2 )
    • Trackbacks ( 0 )
    1. 青森FC
      7番
      泉山周仁

      2年連続ですよ^_^

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