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新ルールがやってくる!2018年4月1日からのルール改正【サッカー】

今年度も新たなルール改正があります。地域・都道府県FAが開催する各種大会には2018年4月1日(日)から適用される内容をお伝えします。(国際的には2017年6月1日から適用となっています)。

なお、実施に対しては地域差があると思われます。地域・都道府県FAの要項に詳しく書いてあると思われますので、そちらをご覧ください。

子供たちに関係してくるルール改正はどれでしょう?主なものをわかりやすくまとめてみました。最後には動画を入れておきますので、ぜひお子さんとご覧ください。

ここが変わる!

選手の再交代を認めることができる。

ユース、年長者および障がい者の大会について、一度交代した選手がもう一度出場することを認められるようになります。(第3条項目1)

ゴールキーパーの帽子はOK。

ヘッドカバーの禁止項目に、ゴールキーパーの帽子は含まれなくなりました。(第4条項目1)

警告に対しての一時的退場が認められます。

一部、またはすべての警告(イエローカード)が出た際に、選手の一時的退場(シンビン)が認められます。シンビンとは、危険行為や反則に対する警告の時に一定時間ピッチから出なければならないルールのことです。アイスホッケーのペナルティーボックス、ラグビーなどのシンビンと同じです。(第5条項目2)

キックオフでキッカーは相手ハーフに立ってもOK。

キックオフでのバックパスが認められた(2016年)ため、キックオフの際にキッカーは相手ハーフに立ってもよいことになりました。キッカー以外の選手は自分のハーフにしか立ってはいけません。(第8条)

PA内での反則、チャレンジの結果には警告なし。

※PA:ペナルティーエリア 

ペナルティーエリア内での反則において、ボールをプレーしようと試みた反則には警告は与えられないことになりました(PKは与えられます)。ボールに絡まない反則には、通常通り警告が与えられます。(第12条項目3)

PAでGKとキッカーが同時に反則を犯した場合は?

ボールがゴールに入った場合
→ゴールは無効
→キッカーがイエローカード
→守備側の間接FK(ペナルティーマークから)で試合再開

ボールがゴールに入らなかった場合
→PKをやり直し
→GKとキッカーの両方にイエローカード
(第14条)

全文は日本サッカー協会をご参照ください。
2017/2018年競技規則の改正および国際サッカー評議会による重要な決定について

規則改正動画

2017年度の変更はこちらでした
親子で新ルールを再確認!絶対押さえたい2016年のルール改正2つ【全日本少年サッカー大会 決勝大会適用】

最後に

2018年度が始まります。各種全国大会では2017年7月21日から適用(2016/2017のもの、2017/2018のものどちらかを使用するか競技会ごとに決定してよい)はされていますが、はっきりと適用開始日としては「遅くとも2018年4月1日(日)から適用とする」(※大会主催者が適用開始日を決定する)と決められています。

新ルールに戸惑わないよう、今のうちに予習をしておいてください。新年度、新カテゴリーでのサッカー、今年度も楽しんでください!

 

この記事を書いたライター

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/事業戦略部水下 真紀
Maki Mizushita
群馬県出身、東京都在住。フリーライターとして地方紙、店舗カタログ、webサイト作成、イベント取材などに携わる。2015年3月からジュニアサッカーNEWSライター、2017年4月から編集長、2019年4月から統括編集長/事業戦略部。2023年1月からメディア部門責任者。ジュニアサッカー応援歴17年。フロンターレサポ(2000年~)

元少年サッカー保護者、今は学生コーチの親となりました。
見守り、応援する立場からは卒業しましたが
今も元保護者たちの懇親会は非常に楽しいです。

お子さんのサッカーがもたらしてくれるたくさんの出会いと悲喜こもごもを
みなさんも楽しんでくださいますように。

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