2017年度ナショナルトレセン(U-14、U-13)後期の参加メンバーが発表されました。JFAに発表された参加メンバーのデータをもとに分析をしています。
複数の保護者の方から、すでに「このメンバー表の身長が前期のまま、本人は伸びているのに身長が書き換えられていません」「所属チーム名が間違っています」「申請した身長体重と数値がちがいます」などの情報を数件いただいています。
公式データを基にしていますが、実際と誤差がある可能性もあるということをご了承のうえ、参考程度にお読みくださればと思います。なお、表は弊社作成によるものですので、公式のものではありません。無断掲載・転用をお控えください。
全国平均身長・平均体重のデータは、厚生労働省 厚生統計要覧(平成28年度)第2編 保健衛生 第1章 保健 第2-6表 身長・体重の平均値,性・年次×年齢別を参照しています。
2017年度ナショナルトレセンU-13後期の日程・メンバーはこちらから
2017年度ナショナルトレセンU-14後期の日程・メンバーはこちらから
2017年度ナショナルトレセンU-14前期の日程・メンバーはこちらから
エリア別のまとめはこちらから
北海道エリア 東北エリア 北信越エリア 関東エリア 東海エリア 関西エリア 中国エリア 四国エリア 九州エリア
※アカデミー枠はそれぞれの出身県のデータと合わせました。
U-13
身長
U-13GK平均 170.8㎝
U-13FP平均 160.9㎝
U-13平均 162.7㎝
※小数点第2位以下を四捨五入しています
13歳の身長の全国平均は158.1㎝です。FPで全国平均よりも2㎝、GKでは実に12㎝、平均身長が上回っていることがわかります。
GKの平均身長についてですが、小学生までのゴールとは異なり、ゴールの大きさは
・ゴールポストの感覚(内側から内側まで)が7m32cm
・クロスバーの高さが地面から2m44㎝
となります。
身長183㎝(6フィート)のとき、手をあげた高さは226㎝になるとフランスの建築家、ル・コルビュジェは規定しています(モデュロールという寸法体系です)。
人間の腕を横に広げた大きさはその人の身長とほぼ等しいといわれていますので、この比率を基に計算すると192㎝の人は背伸びをせずに高さ244㎝のゴールポストに触れることができると仮定できます。
高い身長を持つゴールキーパーが有利なのはおそらく間違いないでしょう。とはいえ、まだ成長期真っただ中の中学生はそんなに身長がまだ伸びていない選手もたくさんいます。状況判断、コーチング、ジャンプ力、身長以外で伸ばせるところはたくさんありますので、やがて来る成長期に備えて今ある力を伸ばしてください。
体重
U-13GK平均 56.3㎏
U-13FP平均 49.1㎏
U-13平均 50.2㎏
※小数点第2位以下を四捨五入しています
※2名分、記載のない空欄がありましたので、表には含まれていません。
13歳の平均体重は49.5㎏です。全国平均とトレセン選手平均に身長ほど大きな開きがないことから、「背は高め、標準~やややせ型」という体型が推定されます。
誕生月
圧倒的に春生まれが多く、早生まれは少ないことがわかります。成長期前は月数によって差が出てくるのは仕方がないことなので、春生まれのほうが若いうちに注目されやすい、と考えることはできます。この表の分布は、成長とともにこんなに極端ではなくなってきますので、早生まれのお子さんもご安心ください。9月から新年度が始まるヨーロッパなどでは、この数値は逆に秋生まれ~冬生まれが多いというデータで出ることが多いようです。