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U-17日本代表 新潟選抜を制し2年ぶり3度目の優勝!第21回国際ユースサッカー in 新潟大会

7/15~17にかけて、新潟県にて開催された「第21回国際ユースサッカー in 新潟大会」に於いてU-17日本代表は、17日に最終戦となるU-17新潟選抜との対戦を行いました。
前日の試合でサブメンバーだった選手たちが出場し、23分、MF桝谷岳良選手からのクロスにFW斉藤光毅選手が合わせ、相手GKが弾いた所をFW栗原イブラヒムジュニア選手が押し込み先制点を挙げます。しかし39分、ゴール前でクリアできずに相手にPKを与えると冷静に決められ、前半を1-1で折り返します。
47分、MF鈴木冬一選手が、相手GKと1対1を迎え丁寧なパスを送ると、斉藤選手が決めて2-1とします。50分には、前線へのパスをFW中村敬斗選手が上手くすらせて、斉藤選手が抜け出し横へパスを送ると、宮代選手が決めて3点目を奪います。62分にも宮代選手がDFの背後に抜け出し4点目。67分にも、中村選手が右サイドを駆け上がり、MF奥野耕平選手が合わせて追加点を奪います。その後も危なげなく試合を進め、5-1で勝利しました。
このあとの試合でクロアチアがメキシコに1-2で敗れたため、日本は2勝1分けで2年ぶり3度目の優勝を飾りました

第21回国際ユースサッカー in 新潟大会

第3戦 vs U-17新潟選抜
2017年7月17日(月) キックオフ15:50 試合時間90分(45分ハーフ)
デンカビッグスワンスタジアム(新潟県新発田市)

U-17日本代表 5-1(前半1-1、後半4-0)U-17新潟選抜

【得点】
23分 栗原イブラヒムジュニア(U-17日本代表)
39分 失点(U-17新潟選抜)
47分 斉藤光毅(U-17日本代表)
50分 宮代大聖(U-17日本代表)
62分 宮代大聖(U-17日本代表)
67分 奥野耕平(U-17日本代表)

【スターティングメンバー】
GK:鈴木彩艶
DF:菅原由勢、馬場晴也、関川郁万、橋本柊哉
MF:桝谷岳良、岩本翔、奥野耕平、鈴木冬一
FW:斉藤光毅、栗原イブラヒムジュニア

【サブメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、小林友希
MF:福岡慎平、平川怜、上月壮一郎
FW:宮代大聖、中村敬斗

【交代】
HT 桝谷岳良 → 中村敬斗
HT 橋本柊哉 → 平川怜
HT 栗原イブラヒムジュニア → 宮代大聖
HT 関川郁万 → 池髙暢希
72分 奥野耕平 → 福岡慎平
81分 馬場晴也 → 小林友希
81分 岩本翔 → 上月壮一郎

 

 

監督・選手コメント

森山佳郎 監督
10月のFIFA U-17ワールドカップインド2017の組合せが決まり、モチベーションが高まったなかで挑んだ第21回国際ユースサッカー in 新潟大会でした。先月開催されたU-16 インターナショナルドリームカップ2017で活躍した、1学年下のU-16日本代表選手も6名招集し融合を図りました。

対戦チームはCONCACAFU-17選手権王者で、FIFA U-17ワールドカップインド2017の優勝候補でもあるU-17メキシコ代表。UEFAU-17選手権でイタリア、スペイン、トルコと同グループに入り惜しくも敗れて世界への切符を逃し、ロベルト・ヤルニ新監督(FIFAワールドカップフランス1998)を迎えたU-17クロアチア代表。この6年間で日本代表に対し5勝1敗と驚異的な勝率を誇るU-17新潟県選抜。日本はクロアチアと1-1で引き分けると、メキシコとの戦いに1-0で接戦を制し、苦手としている新潟選抜には5-1と大勝し優勝することができました。

2戦目のメキシコ戦では、互いにFIFA U-17ワールドカップを控えた中、主力メンバーを投入し、非常にインテンシティの高いゲームとなりました。日本は相手の真骨頂である勇敢に戦う部分でも決して引けを取ることなく、「徹底してボールを動かし、相手の隙を突く」テーマを実現させるために勇気を持って攻撃していきました。1-0という最少得点差とは言え、相手の少ない決定機を、GK谷選手を中心としたDF陣が体を張って防ぐと、何度か訪れた決定機の一つを、狙い通りに宮代選手が決めて勝利を手繰り寄せることができました。ピッチ内では、指示されなくとも自分たちで問題解決をしていく選手たちの姿がありました成長した選手たちを目の当たりにして、10月に行われるFIFA U-17ワールドカップが非常に楽しみになりました。

各所属チームで全国大会を終えた後、8月中旬にチェコ遠征を行い、最終調整を行います。この夏を乗り越え、さらに大きく成長した姿でインドへ乗り込めるように、それぞれの課題を胸に有意義な夏を過ごしてほしいと考えています。

GK #12 鈴木彩艶 選手(浦和レッズジュニアユース)
U-17日本代表に初招集されて驚きましたが、自分の長所を発揮しようと大会に参加し、チームの優勝に貢献できたことは良かったです。今日の試合は、前半はポジショニングや判断が悪くて上手く対応できず、ビルドアップでは自分から発信することができませんでした。後半は課題を共有することで、少しずつビルドアップの質を上げ、相手の攻撃の裏への対応ができました。コーナーキックではミスもありましたが、チャレンジして飛び出せたのは良かったと思います。次回はより状況を理解してプレーしたいです。谷選手から学んだことを自分のプレーに少しでも反映させ、ハイレベルなシュートに対してもタイミングをしっかり合わせられるように、必死でトレーニングを積んでいきます。

MF #10 福岡慎平 選手(京都サンガF.C.U-18)
森山監督からアドバイスをもらった通り、なかなか上手くいかない展開の試合でした。前半に自分たちのリズムが掴めない中で先制点を挙げられたことは良かったですが、ゴール前で不用意なファウルで失点してしまったことは課題なので、修正していきたいです。後半はどのポジションで出場しても流れを変えるつもりで臨みましたが、得点に絡むプレーが少なかったことは反省点です。ラストパスの質や得点に絡むプレーができなかったので、所属チームに戻って課題と向き合い、もっと努力して次のチェコ遠征、そしてFIFA U-17ワールドカップで活躍できるよう日々頑張ります。

FW #13 中村敬斗 選手(三菱養和SCユース)
サイドハーフでの出場だったので、得点やアシストすることを意識してプレーしました。ドリブルで相手を抜いてアシストすることができたことは良かったです。ただ昨日のU-17メキシコ代表戦もそうでしたがシュートがなかなかミートせず、得点できなかったことは大きな課題です。チームメートと連携のタイミングを合わせることが大事なので、精度を高めていきたいです。次のチェコ遠征に向けて、もっとフィジカルをつけて、相手からボールを確実にキープできるようにしたいですし、強豪相手に得点できるよう决定力を高めるトレーニングをしていきたいです。

 

スケジュール

第21回国際ユースサッカー in 新潟
7月15日(土)    1-1  vs U-17クロアチア代表(五十公野公園陸上競技場)
7月16日(日)    1-0  vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場)
7月17日(月・祝)  5-1  vs U-17新潟県選抜(デンカビッグスワンスタジアム)

今後の予定

 

(参照・引用:日本サッカー協会

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最後に

「00ジャパン」ことU-17日本代表は、各所属チームで全国大会を終えた後8月末に再び合流し、チェコ・プラハで開催される第24回バツラフ・イェジェク国際ユーストーナメントに参加します。
10月に行われるFIFA U-17ワールドカップをベストな状態で迎えて欲しいと思います。
この夏を乗り越えますますの飛躍に期待します。

この記事を書いたライター

JUNIOR SOCCER NEWSWriterYAM
福岡県福岡市出身。大学2年、高校2年、中学3年
教育費過多時代真っ只中の母です(;'∀')

2016年11月~ライターとしてお仕事をしています。
現在は福岡県の中体連を担当しています♪

趣味は、写真を撮ること、食べること、飲むこと、
エコクラフト、細かな単純作業、運転、スポーツ観戦、
洗濯(←好きではないけど汚れたものが放置されているのが嫌い・・)

自身も2人のサッカー少年の保護者です。

気付けば末息子も中学部活引退の日を迎え、
長男は早くも(T_T)新チーム始動となりました。
濃い時間が終わり燃え尽き症候群ぎみのため、しばらくオリンピックを
ゆるやかに応援したいとおもいます♪

息子たちのサッカー観戦はもちろん、
色んな事に楽しみたいと思っています!!

サッカーに関わる皆さんに喜んでもらえ、
楽しみにして頂ける記事を書いて行きたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
 

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