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U20日本代表候補トレーニングキャンプ最終日はU-20アメリカ代表と対戦、先制するも惜敗。

2017年5月9日(火)から5日間の日程で行われたU-20日本代表候補トレーニングキャンプ(舞洲グラウンド/大阪)は5月13日(土)に最終日を迎え、U-20アメリカ代表との強化試合に挑みました。

この日対戦したU-20アメリカ代表は、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017の優勝候補にも名を連ねる強豪です。「思い切ってプレースするように」と監督からピッチに送り出された選手達は、前半を一進一退の攻防でスコアレスドローで折り返します。前日午後にU-20日本代表候補に緊急招集されたDF阿部海大選手(東福岡高)も前半から出場し存在をアピールするプレーを見せました。後半48分には黒川淳史選手から安部裕葵選手への縦パスが通り、安部選手がペナルティエリアに侵入。相手DFとの競り合いでこぼれたボールを再び黒川選手がすかさずシュートに持ち込み、待望の1点を奪います。しかし、77分に右サイドをアメリカに突破され、あげられたクロスボールに中央でラゴス・クンガ選手が合わせ得点。さらに88分には左サイドから追加点をあげられ逆転される展開に。試合は1-2で惜しくも敗戦となりました。

選手コメント

MF #10 住永翔 選手(明治大学)
5日間の合宿もあっという間に終わりを告げました。初めて日本代表のユニフォームに袖を通す機会をいただいて嬉しく思っています。一日一日のトレーニングも質が高く、とても良い雰囲気でやれました。コミュニケーションの部分も、たくさんの選手とスタッフととることができました。アメリカ戦ではU-20ワールドカップに出場する相手に対して日本らしく戦えたと思っています。ただ勝利できなかったことが一番悔しいです。少しの差かもしれませんが、その差をなくし、日本が世界と対等に戦えるように成長していく必要があると感じました。日本人ならできると思ってます。そのために個人としてもスキルをもっともっと上げ、高いレベルでできるように努力していきたいと思います。たくさんの方々に本当にありがとうございました。

DF #17 田中康介 選手(立命館大学)
U-20アメリカ代表戦では、世界との差を感じることができたと同時に通用する部分も見えました。ですがフィジカルや、スプリントの回数、クロスボールの質を上げていかないと自分も上には行けないと感じました。久しぶりの代表でとても良い時間を過ごさせていただきました。自チームに帰っても自分のレベルを上げ、結果を残し、また選んでいただけるように頑張ります。

DF #3 長谷川巧 選手(アルビレックス新潟)
この試合で今回の大阪キャンプが終わりました。結果は1-2で負けてしまいました。昨日からアメリカに勝つということで、準備してきた中での負けなのでとても悔しいです。ですが5日間という短い期間の中でも、みんなが共通の意識を持って練習から取り組めたことはよかったと思います。個人的には最後の試合の出場時間が短かったことが、今の自分の実力だとしっかり受け止めて、チームに帰りもっともっとレベルアップしてチームに貢献できるよう、そしてまた代表に選んでいただけるように頑張りたいと思います。

DF #3 中川創 選手(柏レイソルU-18)
5日間のトレーニングキャンプの中で、目に見えた課題と手応えを得ることができました。トレーニングを通し、このチームの軸となるものを全体で作り上げていき、2試合の中で体現していくことができました。その中でも勝ちきること、勝利への執着心をより持つことが今後大切になっていくと思いました。よりよくなる為にチームに戻りこのキャンプで得たものを活かしていきます。

FW #23 安藤瑞季 選手(長崎総合科学大学附属高校 )
初めは知らない人が多い中、みんな自らコミュニケーションをとり、練習で話し合い、みんなの関係がどんどんよくなっていったと思います。U-20アメリカ代表と対戦して外国人の強さや速さを実感しました。試合で負けてしまい、勝負に勝てなかったのは本当に大きな課題だと感じました。5日間と短い期間での国内合宿でしたが個のレベルアップに繋がったと思います。

スケジュール

5月9日(火) 15:30 トレーニング
5月10日(水) AM/PM トレーニング
5月11日(木) 2-1 練習試合 vs FC大阪(J-GREEN堺)
5月12日(金) AM/PM トレーニング
5月13日(土) 1-2 練習試合 vs U-20アメリカ代表(舞洲グラウンド)

参照・引用:JFA

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最後に

今回のトレーニングキャンプではFC大阪との練習試合に加え、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017に出場する強豪 U-20アメリカ代表との試合が組まれ、選手の皆さんには貴重な経験になったのではないでしょうか。トレーニングキャンプを終え、それぞれのチームに戻ってからも、今回のトレーニングキャンプで得た課題に取り組み、更なる飛躍につなげてほしいですね!応援しています!

photo:JFA

この記事を書いたライター

JUNIOR SOCCER NEWS統括編集長/オウンドメディア事業部mar
1974年生まれ 現在福岡県在住。WEBライター歴10年。主に引越しや子育て、教育分野のコラムを100記事超執筆。
2016年11月からジュニアサッカーNEWSライター。
ジュニアサッカーNEWS副編集長を経て、現在統括副編集長。

早いもので小学生のサッカー少年だった息子も高校生。
カテゴリーが変わるたびに、さまざまなサッカー観戦の仕方を知りました。
アマチュアサッカー、奥が深い!
そして、いつだって保護者の熱意がすごい!

選手や保護者の皆様から元気をもらっています。
少しでも還元できるように頑張ります。

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