バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会の岩手県大会を勝ち抜き、全国大会への出場切符を手にした『グルージャ盛岡ジュニア』。チームの更なる活躍を願い、お話しをお伺いさせていただきましたので、ご紹介します。強さの秘密にも迫ります!
県大会の決勝トーナメント1回戦でPK戦にもつれ込みますが、そこを乗り超えて勝ち進み、決勝戦は4-3とMIRUMAEに競り勝ち、優勝の栄冠を手にしました。接戦に対しても粘り強く戦い抜き、嬉しい全国大会初出場を決めました!
県大会での勝因は?監督の分析
選手が優勝という目標に本気で取り組んだこと。試合も先制されても、失点されても、得点しても、試合終了の笛が鳴るまで集中力を切らさず戦えたことが勝因だったと思います。(廣田監督)
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バーモントカップ全国大会への抱負をどうぞ!
廣田監督
チーム一丸となって、1試合1試合を一生懸命戦いグルージャ盛岡
キャプテン(近藤 暖音選手)
一試合一試合、一つ一つのプレーを大事にして、
チーム 基本情報
大きく分けて二つのことを意識して指導しています。
①選手がサッカーの目的を見失わないようにすること。
指導者が形にこだわり、攻撃の目的(ゴールを決めること)を選手が忘れてしまうことがあります。パスをつなぐこと、ドリブルすること、クロスを上げること等が攻撃の目的だと勘違いしないように指導しています。
また、守備面においても、「やられたくない」という考えになるのではなく、「ゴールを決めるためにボールを奪わなければいけない」という常に強い気持ちとサッカーの目的を忘れない考えができるように指導しています。
②自分で考えてプレーができる選手の育成。
サッカーの形や戦術的な指導はほとんどしません。「GKが持ったら広がれ」、「横にパスをしろ」、「落とせ」などとコーチングする指導者がいますが、僕は選手がいろいろなものを観た中で判断してプレーをするように声掛けをしています。相手や味方、スペースなどを観て考えて答えが出せる選手でないと、①でも言いましたが、目的を見失ってしまうと思うからです。自分で考えてプレーをするには考える材料が必要で、材料を持つには観ることが必要です。ですので、どうやったら観ることができるのかということに関しましては指導しています。観るための動き出しや足元の技術、コミュニケーション方法など。
関連情報
最後に
「自分で考えてプレーをするには考える材料が必要で、材料を持つには観ることが必要」という監督の言葉が印象的です。自分で考えて、判断し、プレーする、というスタイルを子ども達に浸透させるには、様々な工夫や仕掛けが必要なのですね。全国大会でも、岩手県代表としてのびのびとプレーしてきてほしいと思います。応援しています!