
多くのサッカー少年少女が目指す全日本少年サッカー大会とバーモントカップの全国大会!
出場チームが同じ県はいくつくらいあるか調べてみました。
サッカーの日本一とフットサルの日本一を目指す大会に、いったいどんな共通点とどんな違いがあるのでしょうか?
バーモントカップ代表と全日本少年代表
全日本少年サッカー大会とバーモントカップの各都道府県の代表を比較してみたいと思います。
皆さんご存知だと思いますが、バーモントカップはジュニア年代のフットサル日本一を決めるJFA主催の大会です。
2017年度と2018年度、2019年度の過去3年間の各都道府県の代表を一覧にしました。
(両大会に出場している都道府県代表チーム:2017年度は緑、2018年度は水色、2019年度は黄色)
両大会に出場を果たしている都道府県代表チームは2017年度は7チーム(約15%)、2018年度は8チーム(約17%)、2019年度は9チーム(約19%)と年々増加する傾向がみられます。特に、沖縄県は3年連続で3チームが全日本少年サッカー大会とバーモントカップの両大会へ出場しています。
3年間で全日本少年サッカー大会に複数年出場しているチームは26チーム(うち3年連続は8チーム)、バーモントカップに複数年出場しているチームは24チーム(うち3年連続は9チーム)、両大会へ複数回出場しているチームは15チームでした。また、青森県と滋賀県と山口県は3年連続で全日本少年サッカー大会とバーモントカップ出場チームの組合せが同一でした。
北海道のコンサドーレ札幌と奈良県のディアブロッサ高田は両大会に2回と一方の大会に1回の合計5回の出場を誇ります。
「サッカーが強い=フットサルが強い」のか?
全日本少年サッカー大会とバーモントカップの両方の大会に出場しているチーム数が年々増加していることから、サッカーが強いチームはフットサルも強いチームである!といえるかもしれません。
一方、全日本少年サッカー大会に連続して出場しているチームとバーモントカップに連続出場しているチームが一致しない県もあることから、所属チームではサッカー、フットサルはフットサル専門のチームに所属している選手も実は多いのではないでしょうか?2018年の4種のサッカーチームは8,597チーム、フットサルチームは233チームでサッカーチームの約2.7%でした。第98回全国高校サッカー選手権大会で優勝した静岡学園の選手の中にも、小学生時代にサッカーチームとフットサルチーム両方に所属していた選手がいるそうですよ。
(参照:JFA.jp「サッカーチーム登録数」、JFA.jp「フットサルチーム登録数」)
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最後に
小学校世代の最後の大きな大会である全日本少年サッカー大会とバーモントカップの出場チームの比較はいかがだったでしょうか?
サッカーもフットサルも強いチーム、サッカーに力を入れているチーム、フットサルに力を入れているチーム。
三者三様にそれぞれの良さがありますので、ぜひチーム選びをする際の参考にしてみてくださいね(*^-^)






8人制サッカーとフットサルは別物という意味で『「サッカーが強い = フットサルが強い」とは限らない』という意見には賛同します。
ただ、選手権に出ないフットサルチームもありますし、逆にバーモントに出ないサッカーチームもありますので、全国大会への出場有無で『「サッカーが強い = フットサルが強い」とは限らない』と言うのは、ちょっと違う気がします。
貴重なご意見ありがとうございます。
他の方のご意見もお待ちしております。