グリーンカードニュース

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【スポーツトレンドNAVI】withコロナ時代でのサッカーの新しい関わり方とは?

サッカーは屋外でプレーするスポーツとは言え接触プレーを伴うため、練習や試合、大会は段階を踏んで再開しているところだと思います。
withコロナ時代におけるサッカーとの新しい関わり方を紹介します。

アプリなどのオンラインツールをフル活用

市立船橋高校、健康管理アプリ『Atleta』で体調を可視化

千葉県の市立船橋高校では、選手のコンディション管理を目的に健康管理アプリ『Atleta(アトレータ)』を今季2月から導入しました。

コンディション管理では体温、起床時間、心拍数、ケガの詳細など10項目あり、食事管理では朝・昼・夜の食事、補食の記録など、記載項目は多岐に渡ります。
選手はスマートフォンからデータを入力し、記録したデータはグラフ化に対応しており、スタッフはアプリだけで管理が可能な仕組みとなっています。

また、個別のメッセージ機能や全員が共有できる連絡ボードが設けられ、動画を送り意見を求めたりと有効活用でき、スタッフだけでなく選手にも好評です。

FC市川GUNNERSは『BAND』でプレーモデルの落とし込みに取り組む

千葉県にあるFC市川GUNNERSが導入した、無料のグループコミュニケーションアプリ『BAND』は、スケジュール管理や連絡事項の伝達だけでなく、動画配信やミーティングなど多機能を備えています。

投票機能で皆が参加できるライブ配信の日時を決めて、ライブ配信機能による『ガナーズのプレーモデル』の落とし込みに取り組みました。
BANDなら事前に資料をPDFで送って予習をしてもらうことができ、効果的な座学になったそうです。

富山一は『zoom』でのオンラインを活用して頭と身体を強化

富山県の富山一高ではウェブ会議システム『zoom』を活用し、休校期間中、約150名の部員全選手が参加する形で約40分間、スクワットや体幹などのトレーニングを行っていました。オンライントレーニングだと自分の動きだけでなくチームメートの動きも確認できるので、自主トレとは違って競争心を持って取り組めます。

オンライントレーニングや「成長期選手の食事のとり方」についてのオンライン栄養講習会だけでなく、大塚監督が「頭の中も、と若いコーチが動画を配信しています」と言うように、コーチ陣がサッカー動画を作成して選手と共有し、的確な考え方や動きを選手たちに伝えています。

あえてオンラインツールを使わなかったチームも

北海道札幌市にある札幌中央FCでは、コロナ禍を機にオンラインツールを導入せず、以前と変わらず毎週保護者にメールを送り活動中止の連絡を入れるとともに、子どもたちには「監督もみんなとサッカーがしたいけど、ここは我慢しよう」「学校がある時と同じ時間に起きて、課題をやろう」などのメッセージを送っていたそうです。

「中高生であれば、個人の携帯やパソコンを使って、オンラインでコミュニケーションをとることも可能かもしれません。でも小学生は、保護者のスマホを借りて行うケースが大半です。そうなると昼間に働きに出ている保護者が多いので、日中はできず、夜になります。保護者が求めているのは休校時間の有効活用だと思ったので、あえてオンラインツールを活用するには至りませんでした」

リモートマッチ(無観客試合)をLIVE配信

インハイ代替大会「SAGA 2020 SSP杯」サッカー男女全試合をLIVE配信

弊社、株式会社グリーンカードは、2020年6月13日より開催された「SAGA 2020 SSP杯 佐賀県高等学校スポーツ大会 サッカー競技(男子・女子)」において佐賀県サッカー協会協力の元、1回戦から全試合をライブ配信を実施しました。

ライブ配信だけでなく、SAGA 2020 SSP杯公式サイトにはアーカイブとしてダイジェスト動画やフォトギャラリーが掲載されていて、「応援に来られない保護者にも選手の頑張る姿を届けられないか」という目的が果たせたのではないでしょうか。

この後、徳島、沖縄、富山のインハイ代替大会やアルティマもライブ配信されました。

~高校生が主役~ 全国高校サッカー選手権大会栃木大会ネット中継企画

公益社団法人 栃木県サッカー協会と株式会社とちぎテレビは、来年度で100回大会を迎える全国高校サッカー選手権大会の盛り上げ策のひとつとして、第99回栃木大会の模様を1回戦からインターネットを活用した中継企画を実施します。

コンセプトは「高校生が主役」、選手だけでなく、配信における実況・解説も高校生に担当してもらうことで、高校生が創るインターネット配信をめざしています。

大会中止で引退が迫った先輩へ「ラストマッチを」後輩が企画

新型コロナウイルス感染拡大の影響で引退試合がなくなった中学3年生のために、福岡市早良区の中学2年松本京之介さん(14)が「ぼくらの中学ラストマッチin福岡」を企画しました。

全国の中学1年生〜3年生のサッカー部及びクラブチーム所属のサッカー選手を対象に募集し、今回福岡県サッカー協会からの参加賞などの支援や関係各所から多くの協力のもと、感染予防策を十分に施し、2020年7月11日(土) に福岡フットボールセンターにて開催されました。

スローガン「後輩よ、先輩達の想いを受け継げ」の通り、3年生から1、2年生にこれまでのいろんな想いや志が受け継がれたことでしょう。

参考サイト

編集後記

取り上げた事例の多くは緊急事態宣言発令中に実施されましたが、どれも一時的な対策ではなく、withコロナ時代、そしてafterコロナでも永続的に行える取り組みが揃っています。
練習や大会が再開してきた今のうちに、少しでも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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