I’mPOSSIBLE日本版事務局が国際パラリンピック委員会(IPC)公認学校教材『I’mPOSSIBLE』日本版
中学生・高校生版の第三弾を発行しました。
この教材は全国の中学校・高等学校・特別支援学校など約17,000校、各都道府県・市区町村の教育委員会約1,800か所へ無償で配布されます。
そして、過去に配布した教材も含め、全教材がWEB上で無料公開されます。
『I’mPOSSIBLE』とは?
「パラリンピックを題材にし共存社会への気づきを子どもたちに促す教材」として、アギトス財団(国際パラリンピック委員会の開発を担う機関)が開発しました。
『I’mPOSSIBLE』日本語版は、『I’mPOSSIBLE』国際版をもとに、日本の教育現場で使えるように作成されています。
『I’mPOSSIBLE』とは、「不可能(Impossible)だと思えたことも、考え方を変えたり、少し工夫したりすればできるようになる(I’m possible)」になるというパラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められた造語です。
座学と実技の2部構成で、障害に対する思い込み、先入観にとらわれない考え方を子どもたちが学べるように作成されています。
今回の教材内容
- パラリンピアンの日常生活からのバリアフリーを考える【座学】
障害のある人が日常で経験するバリア(障壁)をマンガで学びます。
マンガを読むだけではなく、グループで意見交換をし、物理的バリアだけではなく、意識的なバリア(心のバリア)を考える教材となっています。
- パラリンピアンの魅力に迫ろう!【座学】
2人のパラリンピアン 木村敬一選手(日本/水泳)とタチアナ・マクファデン選手(アメリカ/陸上)のドキュメンタリー映像((株)WOWOW 提供)を見て、イメージを膨らませ選手の持ち味を表現できるようなCMをグループで企画する教材です。
配布先
全国の中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校高等課程(国公私立)、並びに各都道府県・市区町村教育委員会
配布時期
2020 年 6 月 15 日(月)より順次発送
国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE』日本版公式サイトはこちら
参照サイト:PR TIMES
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