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月謝は返却か、オンラインで対応か?スポーツチームの存続のために

3月から始まった学校の休校も2か月になりました。スポーツチームも、室内競技を中心に3月から休みになるところが多く、4月の緊急事態宣言を受けて屋外の競技も次々活動を自粛しています。

自粛すると問題になるのが、月謝問題。

2ヵ月月謝収入がないということは、スポーツクラブの年収の6分の1がなくなるということです。また、緊急事態宣言の延長が5月いっぱいになりましたので、今度は年収の4分の1がなくなる可能性が出てきました。

スポーツクラブはどうしているのか?

ある首都圏の多種目スポーツクラブは、3月の休校宣言を受けて種目ごとに休み期間を設定しました。屋内の活動チームを休止、屋外を継続にしました。屋外では体の接触を伴わないような練習を中心にすること、ランニング等でもあまり近いところでは行わせないようにする、練習後にはその場でおしゃべりをさせずにすぐに帰らせるなどの対応を行いました。

4月に緊急事態宣言。屋外の活動チームも休止になりました。練習を行っていない期間の月謝は受け取っていません。コーチも出社していないので、アルバイトコーチの時給は発生していませんが、社員コーチの給料は発生しています。建物の減価償却が終わっていないため、月謝収入がなくてもローンは払う必要があります。

このまま続いたら、ローンが払えなくなって建物を手放す必要が出てくるかもしれません。

緊急事態宣言が終わり、練習を待ち望んでいた生徒たちが帰ってきたとき、練習施設がなくなっているという事態が起きうるのです。

日本プロボクシング協会(JPBA)でも、興行は5月末まで中止。各ジムは、各自治体の要請に応じて営業自粛の対応を取っています。このまま続くと、「閉めるところはかなり出てくるのでは」と同協会の花形会長は懸念を口にしています。

参照:加盟ジム経営に危機感 花形会長「月謝がストップするとやっていけない」/BOX

同じく月謝収入を頼りにしている学習塾に何かヒントはないでしょうか。

学習塾はどうしているのか?

まず、コロナ禍でも授業を続行した学習塾が多数と言われています。「来たいという子がいる限り営業する」という営業姿勢を示したところも多かったようです。

自粛したところの月謝はこのようになっています。

◆生徒が自らレッスンに行くのを自粛していた場合

規約にもよりますが、習い事の授業を受ける権利自体は提供されているのに、自分が行かなかったケースです。これは振り替えのルールや何日前まではキャンセルができるといった特別な決まりがない限り、レッスン料の支払い義務は残るというのが建前になります。

◆レッスンする側がクローズした場合

これはレッスンを受ける権利が提供されていないため、レッスン料を支払う義務はなくなります。

◆オンライン対応になった場合

レッスンを行っているので、対価を払うことになります。

参照:新型コロナで子どもの学習塾や習いごとの月謝は…どうなる?(幻冬舎)

オンラインしか道はないのか?

オンラインには障害があります。

発信する側と受ける側に、オンラインを受け入れられる準備がないといけません。今やスマホの所持率はかなりのものですが、小中学生などの低年齢層はまだスマホを持っていない、タブレットやPCで受信する場合、親が一緒に操作する必要がある、などの障害があります。

また、テレワークの存在もオンライン講義の妨げになる場合があります。

職場からの持ち出しができないパソコンを普段使用している人は、家での仕事を自宅のパソコンで行います。その際、パソコンを用いてのオンラインレッスンをするという時間を確保しにくいのです。

ですが、オンラインへ移行しなければ月謝獲得の道はないのなら、これらのことと折り合いをつけながらオンラインレッスンに移行するしかないのかもしれません。

高校の部活も、オンラインに次々と移行しています。

部活でも、ZOOMなどのアプリを使ってウェブ上でのミーティングを定期的に行うことに始まり、部員主体のトレーニングメニュー作りや、トレーニングの動画を共有して自分達のフォーム、成果の分析をして指導を仰ぐなど、様々な活動が取り入れられるようになりました。
(中略)

試行錯誤を繰り返しながら様々な効果が生み出される…
「オンライン部活」を「リアル部活」再開までの建設的な空間にするという「挑戦」が本格的に始まろうとしています。

参照:【休校で部活はどう変わった?】オンラインに溢れるサッカーへの渇望 「リアル」再開までの建設的空間を目指して(ジュニアサッカーNEWS)

いつまで続くのかわからない、緊急事態宣言。チーム存続をはかりつつ、できることを総動員して団体を維持していく大変な活動が始まっています。

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