自チームの強さというのは、過去の戦績や、「優勝しました!」というような情報発信がしやすいですが、強さ以外の「良い部分」を保護者や地域の方たちに分かりやすく発信するにはどうしたらいいでしょうか?
一つの方法として、「JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度」を活用するという方法をご紹介します。
🍂JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度とは??
JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度とは、2016年4月からJFAが開始した制度です。
皆さん、こちらの制度をご存知でしたか?
サッカー指導者、サッカー関係者、ファンを対象にしたJFAの調査によると、実に76.5%の方が「制度を知らなかった」と回答しています。(全回答者数:9,722人)
まだまだ、広く認知が進んでいないようです。
グラスルーツとは「草の根」という意味ですが、まさにアマチュアサッカーは「草の根」的に日本全国津々浦々に値を張って、日本のサッカー界を支えている大事な存在ですね。
グラスルーツサッカーの環境改善を進めるために、JFAはこちらの制度を立ち上げました。
目指す環境は、『「だれもが、いつでも、どこでも」サッカーを身近に心から楽しめる環境』です。
そのテーマは6つ。
「引退なし」「補欠ゼロ」「障がい者サッカー」「女子サッカー」「施設の確保」「社会課題への取り組み」という6つの部門で、活動している団体を「賛同パートナー」として認定しています。
1つだけ申請することもできますし、6つ全てに申請することも可能です。
2018年度までの3年間で181団体がJFAから賛同パートナーとして認定されています。
賛同パートナーに認定されると、Webサイト用のオリジナルバナーが配布され、チームのHPなどに掲示することができます。
🍂JFAグラスルーツ推進・賛同パートナーになるメリット
賛同パートナーに認定されると、JFAからオリジナルバナーが配布されますので、チームのHPなどに掲示することができます。
自チームの良い取り組みを、外部団体(しかもサッカー界の最高峰団体)から客観的に評価してもらうことができるというメリットがあります。
スポーツを通して、社会の課題を解決する、という流れは国際的に主流となってきている考え方です。
みなさんのチームが良い活動をしているのであれば、それをキチンと社会に向けて発信しましょう。
それにより選手や保護者、地域の人がますますチームやその地域への愛着をつよめるという効果があります。
チームHPを制作する中で、クライアントチームさんを良く知っていくうちに、「こんな良い活動をしているんですね」と気づくことがあります。
しかし、チームの方はその「良さ」に気づいていない場合があります。
それは、チームにとっても、選手・保護者・地域にとっても大変「もったいない」こと。
6つのテーマのうち一つでも当てはまる取り組みをされているチームさんは、賛同パートナーを申請してみてはいかがでしょうか?
制度についての詳しい情報、申請方法などは、JFAのページをご参照ください。
(画像参照:JFA)
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