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そもそも、なぜ少年サッカーチームに「収益化」が必要なのか?指導者の給与面から。

毎年日本FP協会が発表している「小学生が将来なりたい職業(男子)」で2019年度は2位、2018年度は1位とトップ争いに顔を出しているのが「サッカー選手」です。

皆さんのチームやスクールに通っているお子さんたちも「将来はサッカー選手!」を目指して頑張っているのではないでしょうか。

しかし、華々しいサッカー選手人気の陰で、近年サッカー選手のセカンドキャリアが問題になっています。

🍂サッカー選手のセカンドキャリア、現状は?

スポーツライターの酒井政人氏によると、2016年のJリーグ1部の選手の平均年俸は2017円、2部が平均400万円強、3部では平均値が算出できないほど危うい状況にあるといいます。

J3の選手では何かしら副業をして、アルバイト込みで月収20万弱ということも多いようです。

「J2ではサラリーマンの平均年収ほど、J3ではフリーターのような稼ぎにしかならないのだ。」(酒井政人氏の記事より引用)

いきなり夢のない話になってしまいました・・・

Jリーグの平均引退年齢は25~26歳といわれていますが、引退したJリーガーがまず考えるのは、これまで培ってきた経験を活かせる「サッカー指導者」の道ではないでしょうか。

皆さんの周りにも「元Jリーガーが直接指導!」というクラブやチーム、スクールが増えていませんか?
これからもっともっと増えてくるでしょう。

しかし、サッカー指導者の給与が高いかというと、厳しいのが現状です。

前述の酒井氏の記事によれば、Jリーグの人気クラブでもコーチの給料は25歳で月給20万円くらい、さらに単年での業務委託契約がオーソドックスなのだとか。

20代ではそれでもよくても、家族を養っていかなければならない年齢になると厳しい金額です。
実際、給与面を考えて、一般企業への転職をする人も少なくないようです。

つまり、サッカー指導者の道を諦めて、サッカーと関係ない仕事に転職するということです。
その際、どうなるか・・・

「ビジネスパーソンとしてのキャリアがあれば、何歳でも転職はできると思いますが、サッカー選手・コーチというキャリアは“スペックなし”とみなされてしまいます。」

「サッカーで得た知識や経験を生かせる仕事を探すにしても、ビジネスパーソンとしての実績がなければ厳しいです。」(酒井政人氏の記事より引用)

大変、心が痛む現状です。

小さなころから夢に向かって努力して、サッカーの技術を習得し、経験を積んでも、それを活かした指導を「一生の仕事」として生活できないというのは、本来ならおかしな話です。

しかし、日本のサッカー界の現状はこうなのです。

もし、サッカー指導者の給与水準を向上させることができたら、このような現状を変えていくことができます。
子ども達も高い技術と経験を持ったコーチに教わる機会が増え、日本のサッカー界の底上げにつながるかもしれません。

クラブやチーム、スクールの運営者の方も、できることならコーチにもっと高いお給料を払いたいと思っている方も多いはずです。

しかし、現状の所属選手の月謝に頼った運営では、なかなか指導者の給与水準を上げることは難しいでしょう。
運営者の方々も板挟みです。

このような現状を変えるには、アマチュアサッカー界へもっともっと資金が流れる仕組みが必要なのです。

つまり「チームの収益化」が必要なのです。

参考記事:社会の底辺化するJリーガー…給料12万、平均25歳で引退 「スペックなし」で就職困難(Business Journal)

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