今年2月にJ1柏レイソルからベルギー1部ジュピラープロリーグに移籍を果たし、現在悲願となる欧州チャンピオンズリーグに出場している伊東純也選手をピックアップしました!
伊東選手は昨シーズンすでにベルギー1部リーグ優勝を経験し、また日本代表でも徐々に主力として定着するなど、一気にスターダムに駆け上あがった選手です。
プレースタイルは日本人には珍しい純粋なウインガーであり、縦方向への推進力を最大の武器としています。50メートルのタイムは5秒台といわれており、とにかく速い!です。
同じく速さを売りにしている日本人選手である浅野選手や永井選手との最大の違いは、両足を遜色ないレベルで扱えること、トップスピードの際のドリブル技術が高いこと、クロスの精度が高いこと、この三点です。
その派手なプレースタイルもさることながら、メディアで報道される機会がと多くなってきましたが、ここまでの道のりは決してエリート街道というわけではなく、険しい道のりでした。
最近日本代表に定着したこともあり、中島、堂安、南野らの若手と同列で語られることが多い伊東選手ですが、実は26歳と中堅選手の部類になります。
世代でみると宇佐美貴史選手、柴崎岳選手、宮市亮選手ら92年生まれのプラチナ世代と同世代であり、全国的な知名度が定着したのはここ数年です。
さらに中学入学前にはマリノスジュニアユースの入団テストを受けて不合格になった過去や、全国的には無名である神奈川県の逗葉高校サッカー部に所属していたこと、さらに大学では関東2部リーグでプレーをしていた過去があります。
転機が訪れたのは大学3年時であり、大学2部リーグで20試合17ゴールを挙げ得点王となりベストイレブンに選出されると続くその翌年に10ゴール12アシストを記録しアシスト王と2季連続のベストイレブンに選出され、関東大学2部リーグ2位で神奈川大学を1部へ昇格へ導きました。
その後ヴァンフォーレ甲府→柏レイソルと順調にステップアップを果たし、現在に至ります。ここまで、すさまじいシンデレラストーリーを歩んでいる伊東選手だけにこれからどこまで進んでいくのか非常に楽しみです。
今後更なるステップアップを期待していきましょう。
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